【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜3月期の名鉄西尾線 (新安城駅~吉良吉田駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.6万円/坪(8.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +19.0%( +4.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 52 件(1年前(2021年)に比べて -30.7%( -23件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 129.0 坪 (昨年 93.0 坪から +38.6 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。南安城駅、堀内公園駅、米津駅、吉良吉田駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは堀内公園駅で昨年に比べ +86.2 %、坪単価は 48.5 万円/坪となった。
上位 2 駅(堀内公園駅、米津駅)は +85.9 %(坪単価 +17.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(新安城駅、上横須賀駅)は -38.4 %(坪単価 -16.1 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 4.0 % → 2022年 1.9 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった南安城駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 61.6万円/坪(18.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +36.0%( +16.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2021年)に比べて +50.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった吉良吉田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.3万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +45.4%( +2.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -72.7%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
名鉄西尾線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
新安城駅 | 41.6万/坪 (69.0坪) | 70.0万/坪 (36.3坪) | 53.9万/坪 (59.7坪) |
北安城駅 | - | 26.3万/坪 (194坪) | - |
南安城駅 | 61.6万/坪 (71.3坪) | 45.3万/坪 (44.6坪) | 49.7万/坪 (35.5坪) |
碧海古井駅 | 24.2万/坪 (49.2坪) | 22.0万/坪 (89.6坪) | 22.4万/坪 (132坪) |
堀内公園駅 | 48.5万/坪 (45.4坪) | 26.0万/坪 (42.4坪) | 10.6万/坪 (151坪) |
桜井駅 | 31.6万/坪 (178坪) | - | 45.5万/坪 (50.3坪) |
南桜井駅 | 38.3万/坪 (575坪) | - | - |
米津駅 | 28.8万/坪 (59.0坪) | 15.5万/坪 (148坪) | 25.5万/坪 (178坪) |
桜町前駅 | - | 30.0万/坪 (66.6坪) | 12.6万/坪 (88.1坪) |
西尾口駅 | 37.9万/坪 (82.4坪) | 32.6万/坪 (53.5坪) | 16.0万/坪 (88.7坪) |
西尾駅 | 24.9万/坪 (80.0坪) | 27.0万/坪 (90.8坪) | 23.4万/坪 (72.0坪) |
福地駅 | 8.7万/坪 (162坪) | 12.1万/坪 (126坪) | 16.8万/坪 (79.0坪) |
上横須賀駅 | 6.6万/坪 (230坪) | 10.3万/坪 (161坪) | 7.0万/坪 (128坪) |
吉良吉田駅 | 6.3万/坪 (184坪) | 4.3万/坪 (95.9坪) | 11.3万/坪 (141坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
堀内公園駅 48.5 万/坪(昨年同期比 +86.2 %)
堀内公園駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.5万円/坪(14.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +86.2%( +22.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 45.4 坪 (昨年 42.4 坪から +7.1 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 36.0 分 → 2022年 8.0 分、-77.8 %と大きく減少)
米津駅 28.8 万/坪(昨年同期比 +85.7 %)
米津駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.8万円/坪(8.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +85.7%( +13.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 59.0 坪 (昨年 148.5 坪から -60.3 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 32.2 分 → 2022年 25.5 分、-20.7 %と大きく減少)
新安城駅 41.6 万/坪(昨年同期比 -40.6 %)
新安城駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.6万円/坪(12.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -40.6%( -28.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2021年)に比べて +50.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 69.0 坪 (昨年 36.3 坪から +90.0 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2021年 16.5 分 → 2022年 18.3 分、+11.1 %と増加)
上横須賀駅 6.6 万/坪(昨年同期比 -36.2 %)
上横須賀駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.6万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -36.2%( -3.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 230.4 坪 (昨年 161.3 坪から +42.8 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 23.0 分 → 2022年 50.0 分、+117.4 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示