【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年10月〜12月期の名鉄常滑線 (神宮前駅~常滑駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.2万円/坪(9.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +44.9%( +9.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 50 件(1年前(2021年)に比べて -47.4%( -45件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 75.7 坪 (昨年 114.2 坪から -33.7 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 13 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。道徳駅、大江駅、柴田駅、聚楽園駅、太田川駅、尾張横須賀駅、朝倉駅、常滑駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは榎戸駅で昨年に比べ +585.3 %、坪単価は 40.2 万円/坪となった。
上位 2 駅(榎戸駅、多屋駅)は +534.2 %(坪単価 +24.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(豊田本町駅、名和駅)は -57.0 %(坪単価 -18.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 16.8 分 → 2022年 12.7 分、-24.2 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 11.6 % → 2022年 18.0 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大江駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 57.9万円/坪(17.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +46.1%( +18.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった名和駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.4万円/坪(2.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -55.5%( -9.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -87.5%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
名鉄常滑線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
神宮前駅 | 86.0万/坪 (60.5坪) | - | - |
豊田本町駅 | 19.4万/坪 (22.7坪) | 46.6万/坪 (32.1坪) | 56.1万/坪 (52.2坪) |
道徳駅 | 56.2万/坪 (76.6坪) | 32.8万/坪 (26.2坪) | 50.4万/坪 (43.4坪) |
大江駅 | 57.9万/坪 (83.9坪) | 39.6万/坪 (117坪) | 38.6万/坪 (545坪) |
大同町駅 | - | 39.7万/坪 (30.3坪) | - |
柴田駅 | 38.8万/坪 (30.8坪) | 24.8万/坪 (484坪) | 33.2万/坪 (132坪) |
名和駅 | 7.4万/坪 (296坪) | 16.7万/坪 (95.3坪) | 21.2万/坪 (72.6坪) |
聚楽園駅 | 32.0万/坪 (57.9坪) | 18.6万/坪 (168坪) | 20.7万/坪 (213坪) |
新日鉄前駅 | 22.7万/坪 (113坪) | 32.7万/坪 (237坪) | 43.4万/坪 (52.9坪) |
太田川駅 | 40.8万/坪 (41.3坪) | 23.2万/坪 (144坪) | 54.1万/坪 (51.0坪) |
尾張横須賀駅 | 27.3万/坪 (101坪) | 14.6万/坪 (56.5坪) | 39.3万/坪 (56.0坪) |
寺本駅 | - | 19.7万/坪 (54.8坪) | 12.0万/坪 (139坪) |
朝倉駅 | 39.7万/坪 (52.9坪) | 30.5万/坪 (69.1坪) | 30.1万/坪 (99.8坪) |
古見駅 | - | 26.2万/坪 (67.3坪) | 34.6万/坪 (63.5坪) |
長浦駅 | 26.4万/坪 (52.9坪) | - | 18.4万/坪 (107坪) |
日長駅 | 2.8万/坪 (106坪) | - | - |
新舞子駅 | 15.8万/坪 (95.7坪) | 18.3万/坪 (99.1坪) | 8.5万/坪 (190坪) |
大野町駅 | 11.7万/坪 (88.7坪) | 4.1万/坪 (103坪) | 7.7万/坪 (93.3坪) |
西ノ口駅 | 18.4万/坪 (81.7坪) | 4.1万/坪 (62.0坪) | 6.6万/坪 (12.1坪) |
蒲池駅 | 17.1万/坪 (48.4坪) | 5.1万/坪 (10.6坪) | 5.7万/坪 (333坪) |
榎戸駅 | 40.2万/坪 (69.6坪) | 5.9万/坪 (153坪) | 11.5万/坪 (69.6坪) |
多屋駅 | 18.6万/坪 (90.2坪) | 3.2万/坪 (40.8坪) | 15.2万/坪 (57.3坪) |
常滑駅 | 25.8万/坪 (68.8坪) | 13.9万/坪 (81.8坪) | 10.7万/坪 (148坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
榎戸駅 40.2 万/坪(昨年同期比 +585.3 %)
榎戸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.2万円/坪(12.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +585.3%( +34.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 69.6 坪 (昨年 152.8 坪から -54.5 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 16.0 分 → 2022年 14.0 分、-12.5 %と減少)
多屋駅 18.6 万/坪(昨年同期比 +483.0 %)
多屋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.6万円/坪(5.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +483.0%( +15.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 90.2 坪 (昨年 40.8 坪から +121.0 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 28.0 分 → 2022年 13.3 分、-52.4 %と大きく減少)
豊田本町駅 19.4 万/坪(昨年同期比 -58.4 %)
豊田本町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.4万円/坪(5.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -58.4%( -27.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 22.7 坪 (昨年 32.1 坪から -29.4 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 5.2 分 → 2022年 8.0 分、+52.4 %と大きく増加)
名和駅 7.4 万/坪(昨年同期比 -55.5 %)
名和駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.4万円/坪(2.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -55.5%( -9.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -87.5%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 296.5 坪 (昨年 95.3 坪から +211.1 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 16.2 分 → 2022年 20.0 分、+23.1 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示