【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年1月〜3月期の名鉄常滑線 (神宮前駅～常滑駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.6万円/坪(6.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -4.1％( -0.9万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 67 件(１年前(2020年)に比べて +11.7％( +7件/坪)と好調に推移しています。)。
平均土地面積は 89.7 坪 (昨年 117.0 坪から -23.4 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 9 駅。ほとんどの駅において下落した。神宮前駅、豊田本町駅、名和駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは寺本駅で昨年に比べ +660.3 ％、坪単価は 14.7 万円/坪となった。
上位 2 駅(寺本駅、新舞子駅)は +391.0 ％(坪単価 +14.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(多屋駅、朝倉駅)は -57.2 ％(坪単価 -13.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 8.3 ％ → 2021年 22.4 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった神宮前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 46.8万円/坪(14.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +41.7％( +13.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大野町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.5万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -20.2％( -1.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2020年)に比べて +200.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 名鉄常滑線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 神宮前駅 | 46.8万/坪 (36.3坪) | 33.1万/坪 (16.6坪) | - |
| 豊田本町駅 | 42.8万/坪 (43.1坪) | 32.8万/坪 (35.3坪) | - |
| 道徳駅 | 44.1万/坪 (49.9坪) | - | 41.5万/坪 (36.3坪) |
| 大江駅 | 27.5万/坪 (363坪) | 39.7万/坪 (30.3坪) | 45.3万/坪 (52.9坪) |
| 大同町駅 | 26.4万/坪 (42.4坪) | - | 47.0万/坪 (178坪) |
| 柴田駅 | 37.9万/坪 (92.3坪) | 43.6万/坪 (51.0坪) | 23.7万/坪 (108坪) |
| 名和駅 | 24.2万/坪 (72.4坪) | 13.5万/坪 (229坪) | 27.0万/坪 (176坪) |
| 聚楽園駅 | 14.2万/坪 (203坪) | 12.2万/坪 (149坪) | 12.9万/坪 (200坪) |
| 新日鉄前駅 | 11.8万/坪 (148坪) | 17.3万/坪 (124坪) | 35.1万/坪 (72.3坪) |
| 太田川駅 | 29.6万/坪 (67.1坪) | 31.2万/坪 (128坪) | 23.9万/坪 (207坪) |
| 尾張横須賀駅 | - | 33.1万/坪 (10.6坪) | 16.9万/坪 (93.8坪) |
| 寺本駅 | 14.7万/坪 (61.0坪) | 1.9万/坪 (363坪) | 1.1万/坪 (393坪) |
| 朝倉駅 | 11.0万/坪 (45.4坪) | 21.0万/坪 (135坪) | 18.5万/坪 (135坪) |
| 古見駅 | 29.1万/坪 (49.9坪) | 26.9万/坪 (56.2坪) | - |
| 長浦駅 | 19.9万/坪 (43.4坪) | 20.9万/坪 (46.9坪) | 12.2万/坪 (151坪) |
| 日長駅 | - | 14.7万/坪 (40.8坪) | - |
| 新舞子駅 | 30.9万/坪 (136坪) | 13.9万/坪 (107坪) | 17.7万/坪 (103坪) |
| 大野町駅 | 7.5万/坪 (79.4坪) | 9.4万/坪 (95.3坪) | 18.4万/坪 (60.5坪) |
| 西ノ口駅 | 12.0万/坪 (97.9坪) | - | - |
| 蒲池駅 | - | - | 10.5万/坪 (239坪) |
| 榎戸駅 | 16.5万/坪 (139坪) | - | 24.8万/坪 (48.4坪) |
| 多屋駅 | 8.8万/坪 (82.8坪) | 26.7万/坪 (93.8坪) | 21.0万/坪 (69.6坪) |
| 常滑駅 | 11.8万/坪 (97.9坪) | 13.2万/坪 (134坪) | 16.4万/坪 (78.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
寺本駅 14.7 万/坪(昨年同期比 +660.3 ％)
寺本駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.7万円/坪(4.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +660.3％( +12.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2020年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 61.0 坪 (昨年 363.0 坪から -83.2 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 15.0 分 → 2021年 6.0 分、-60.0 ％と大きく減少)
新舞子駅 30.9 万/坪(昨年同期比 +121.7 ％)
新舞子駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.9万円/坪(9.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +121.7％( +16.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 136.1 坪 (昨年 107.4 坪から +26.8 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 9.2 分 → 2021年 5.0 分、-45.9 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 ％ → 2021年 100.0 ％)
多屋駅 8.8 万/坪(昨年同期比 -66.9 ％)
多屋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.8万円/坪(2.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -66.9％( -17.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2020年)に比べて +300.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 82.8 坪 (昨年 93.8 坪から -11.7 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 14.0 分 → 2021年 10.0 分、-28.6 ％と大きく減少)
朝倉駅 11.0 万/坪(昨年同期比 -47.6 ％)
朝倉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.0万円/坪(3.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -47.6％( -10.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 45.4 坪 (昨年 134.6 坪から -66.3 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 13.5 分 → 2021年 15.0 分、+11.1 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示