【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年4月〜6月期の名古屋市名港線 (名古屋港駅~金山駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.8万円/坪(15.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +7.6%( +3.6万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 7 件(1年前(2023年)に比べて -41.7%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 134.4 坪 (昨年 69.6 坪から +93.2 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。日比野駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは日比野駅で昨年に比べ +81.9 %、坪単価は 47.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(日比野駅)は +81.9 %(坪単価 +21.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(築地口駅)は -28.6 %(坪単価 -17.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 % → 2024年 42.9 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2023年 16.7 % → 2024年 14.3 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった日比野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.8万円/坪(14.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +81.9%( +21.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった築地口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.4万円/坪(13.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -28.6%( -17.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
名古屋市名港線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
名古屋港駅 | 52.2万/坪 (575坪) | - | - |
築地口駅 | 43.4万/坪 (41.6坪) | 60.7万/坪 (47.4坪) | 63.4万/坪 (47.6坪) |
港区役所駅 | - | 71.4万/坪 (37.1坪) | 33.1万/坪 (90.8坪) |
東海通駅 | - | 63.4万/坪 (36.3坪) | 58.7万/坪 (99.8坪) |
六番町駅 | 73.5万/坪 (27.2坪) | - | 72.4万/坪 (105坪) |
日比野駅 | 47.8万/坪 (85.2坪) | 26.3万/坪 (103坪) | 34.8万/坪 (120坪) |
金山駅 | - | - | 192万/坪 (34.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
日比野駅 47.8 万/坪(昨年同期比 +81.9 %)
日比野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.8万円/坪(14.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +81.9%( +21.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 85.2 坪 (昨年 102.5 坪から -16.9 %減)。
築地口駅 43.4 万/坪(昨年同期比 -28.6 %)
築地口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.4万円/坪(13.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -28.6%( -17.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 41.6 坪 (昨年 47.4 坪から -12.2 %減)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 % → 2024年 50.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 2.7 分 → 2024年 4.5 分、+68.8 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示