この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年1月〜12月期の名古屋ガイドウェイバス (大曽根駅~小幡緑地駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 88.6万円/坪(26.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +2.5%( +2.2万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2020年)に比べて -54.5%( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 51.6 坪 (昨年 58.2 坪から -11.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。ナゴヤドーム前矢田駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのはナゴヤドーム前矢田駅で昨年に比べ +27.8 %、坪単価は 103 万円/坪となった。
上位 1 駅(ナゴヤドーム前矢田駅)は +27.8 %(坪単価 +22.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(砂田橋駅)は -8.1 %(坪単価 -6.6 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 7.5 分 → 2021年 8.6 分、+14.7 %と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 27.3 % → 2021年 10.0 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となったナゴヤドーム前矢田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 103万円/坪(31.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +27.8%( +22.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -75.0%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった砂田橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 74.9万円/坪(22.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -8.1%( -6.6万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
名古屋ガイドウェイバス | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
大曽根駅 | 88.3万/坪 (60.0坪) | 92.8万/坪 (59.4坪) | 92.1万/坪 (45.4坪) |
ナゴヤドーム前矢田駅 | 103万/坪 (32.5坪) | 80.7万/坪 (63.7坪) | 117万/坪 (74.1坪) |
砂田橋駅 | 74.9万/坪 (45.4坪) | 81.6万/坪 (43.9坪) | 84.7万/坪 (73.0坪) |
白沢渓谷駅 | - | - | - |
小幡緑地駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
ナゴヤドーム前矢田駅 103.1 万/坪(昨年同期比 +27.8 %)
ナゴヤドーム前矢田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 103万円/坪(31.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +27.8%( +22.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -75.0%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 32.5 坪 (昨年 63.7 坪から -49.0 %減)。
砂田橋駅 74.9 万/坪(昨年同期比 -8.1 %)
砂田橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 74.9万円/坪(22.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -8.1%( -6.6万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 45.4 坪 (昨年 43.9 坪から +3.4 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 11.5 分 → 2021年 8.0 分、-30.4 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 % → 2021年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示