【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜3月期の伊予鉄城北線 (古町駅～平和通1丁目駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.2万円/坪(7.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -14.1％( -4.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 12 件(１年前(2021年)に比べて +20.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 66.3 坪 (昨年 57.6 坪から +15.0 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。木屋町駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは木屋町駅で昨年に比べ +57.5 ％、坪単価は 22.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(木屋町駅)は +57.5 ％(坪単価 +8.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(古町駅)は -32.2 ％(坪単価 -15.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 10.0 ％ → 2022年 16.7 ％)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 10.0 ％ → 2022年 8.3 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった古町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.6万円/坪(9.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -32.2％( -15.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった木屋町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.1万円/坪(6.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +57.5％( +8.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 伊予鉄城北線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 古町駅 | 31.6万/坪 (34.8坪) | 46.7万/坪 (25.7坪) | - |
| 萱町6丁目駅 | 20.9万/坪 (239坪) | - | - |
| 本町6丁目駅 | 27.9万/坪 (55.5坪) | 24.8万/坪 (61.1坪) | 24.5万/坪 (53.3坪) |
| 木屋町駅 | 22.1万/坪 (44.4坪) | 14.0万/坪 (49.9坪) | 14.8万/坪 (43.9坪) |
| 高砂町駅 | - | - | - |
| 清水町駅 | - | - | 6.0万/坪 (16.6坪) |
| 鉄砲町駅 | - | 70.2万/坪 (72.6坪) | 60.3万/坪 (51.4坪) |
| 赤十字病院前駅 | - | - | - |
| 平和通1丁目駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
木屋町駅 22.1 万/坪(昨年同期比 +57.5 ％)
木屋町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.1万円/坪(6.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +57.5％( +8.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 44.4 坪 (昨年 49.9 坪から -11.1 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2021年 6.0 分 → 2022年 7.0 分、+16.7 ％と増加)
古町駅 31.6 万/坪(昨年同期比 -32.2 ％)
古町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.6万円/坪(9.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -32.2％( -15.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 34.8 坪 (昨年 25.7 坪から +35.3 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 3.0 分 → 2022年 5.0 分、+66.7 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 ％ → 2022年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示