【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜3月期のJR牟岐線 (徳島駅～阿波海南駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.5万円/坪(4.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -8.6％( -1.4万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 67 件(１年前(2021年)に比べて +4.7％( +3件/坪)と小幅に増加しています。)。
平均土地面積は 120.1 坪 (昨年 94.1 坪から +27.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 7 駅。ほとんどの駅において下落した。二軒屋駅、文化の森駅、阿波赤石駅、西原駅、新野駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは阿波橘駅で昨年に比べ +418.8 ％、坪単価は 15.3 万円/坪となった。
上位 2 駅(阿波橘駅、文化の森駅)は +250.4 ％(坪単価 +11.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(地蔵橋駅、南小松島駅)は -62.8 ％(坪単価 -10.5 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 1.6 ％ → 2022年 1.5 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった二軒屋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.8万円/坪(8.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +32.9％( +6.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2021年)に比べて +50.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.6万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +50.2％( +0.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| JR牟岐線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 徳島駅 | 20.0万/坪 (94.2坪) | 22.6万/坪 (80.4坪) | 23.2万/坪 (68.9坪) |
| 阿波富田駅 | 27.0万/坪 (135坪) | 32.9万/坪 (76.5坪) | 24.3万/坪 (64.0坪) |
| 二軒屋駅 | 27.8万/坪 (66.8坪) | 20.9万/坪 (149坪) | 18.9万/坪 (130坪) |
| 文化の森駅 | 25.3万/坪 (321坪) | 13.9万/坪 (104坪) | 14.1万/坪 (91.9坪) |
| 地蔵橋駅 | 3.6万/坪 (298坪) | 17.7万/坪 (84.7坪) | 12.3万/坪 (49.9坪) |
| 中田駅 | 6.5万/坪 (63.5坪) | 9.9万/坪 (51.4坪) | 11.5万/坪 (59.0坪) |
| 南小松島駅 | 8.0万/坪 (143坪) | 14.9万/坪 (42.4坪) | 11.6万/坪 (198坪) |
| 阿波赤石駅 | 7.4万/坪 (79.9坪) | 5.1万/坪 (90.8坪) | 2.0万/坪 (303坪) |
| 立江駅 | - | 5.0万/坪 (147坪) | 3.9万/坪 (115坪) |
| 羽ノ浦駅 | 14.4万/坪 (49.7坪) | 12.9万/坪 (121坪) | 12.0万/坪 (57.5坪) |
| 西原駅 | 15.8万/坪 (69.6坪) | 9.1万/坪 (81.7坪) | - |
| 阿波中島駅 | 3.3万/坪 (90.8坪) | 6.0万/坪 (62.0坪) | - |
| 阿南駅 | 9.1万/坪 (81.4坪) | 14.8万/坪 (96.8坪) | 19.6万/坪 (89.7坪) |
| 見能林駅 | 6.4万/坪 (200坪) | - | 9.2万/坪 (278坪) |
| 阿波橘駅 | 15.3万/坪 (33.3坪) | 3.0万/坪 (34.8坪) | - |
| 桑野駅 | 10.1万/坪 (72.6坪) | - | 5.4万/坪 (97.9坪) |
| 新野駅 | 2.6万/坪 (96.8坪) | 1.7万/坪 (37.8坪) | 5.0万/坪 (72.6坪) |
| 阿波福井駅 | - | - | 4.6万/坪 (87.7坪) |
| 由岐駅 | 0.23万/坪 (514坪) | - | - |
| 木岐駅 | - | - | - |
| 北河内駅 | - | - | - |
| 日和佐駅 | - | - | - |
| 辺川駅 | - | - | - |
| 牟岐駅 | 1.4万/坪 (31.8坪) | - | - |
| 浅川駅 | 0.4万/坪 (69.6坪) | - | - |
| 阿波海南駅 | 3.6万/坪 (133坪) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
阿波橘駅 15.3 万/坪(昨年同期比 +418.8 ％)
阿波橘駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.3万円/坪(4.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +418.8％( +12.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 33.3 坪 (昨年 34.8 坪から -4.3 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 17.5 分 → 2022年 8.0 分、-54.3 ％と大きく減少)
文化の森駅 25.3 万/坪(昨年同期比 +82.0 ％)
文化の森駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.3万円/坪(7.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +82.0％( +11.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2021年)に比べて -63.6％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 321.4 坪 (昨年 104.0 坪から +209.2 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 27.5 分 → 2022年 21.5 分、-21.9 ％と大きく減少)
地蔵橋駅 3.6 万/坪(昨年同期比 -79.7 ％)
地蔵橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.6万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -79.7％( -14.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 298.5 坪 (昨年 84.7 坪から +252.4 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 30.0 分 → 2022年 25.0 分、-16.7 ％と減少)
南小松島駅 8.0 万/坪(昨年同期比 -46.0 ％)
南小松島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.0万円/坪(2.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -46.0％( -6.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2021年)に比べて +300.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 142.6 坪 (昨年 42.4 坪から +236.6 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 11.0 分 → 2022年 13.8 分、+25.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示