【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2019年4月〜6月期のJR牟岐線 (徳島駅～阿波海南駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.3万円/坪(4.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +13.7％( +1.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 78 件(１年前(2018年)に比べて -22.0％( -22件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 107.5 坪 (昨年 106.5 坪から +1.0 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 7 駅。ほとんどの駅において下落した。徳島駅、二軒屋駅、地蔵橋駅、阿波赤石駅、桑野駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは阿波福井駅で昨年に比べ +248.0 ％、坪単価は 10.5 万円/坪となった。
上位 2 駅(阿波福井駅、徳島駅)は +165.5 ％(坪単価 +10.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(新野駅、羽ノ浦駅)は -46.8 ％(坪単価 -5.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2018年 37.3 分 → 2019年 31.9 分、-14.5 ％と減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 6.0 ％ → 2019年 3.8 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった徳島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.3万円/坪(9.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +82.9％( +14.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(１年前(2018年)に比べて -53.6％( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.7万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -48.2％( -4.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| JR牟岐線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 徳島駅 | 31.3万/坪 (99.7坪) | 17.1万/坪 (83.4坪) | 22.9万/坪 (62.1坪) |
| 阿波富田駅 | 26.2万/坪 (32.3坪) | 34.2万/坪 (96.0坪) | 5.0万/坪 (38.6坪) |
| 二軒屋駅 | 25.1万/坪 (63.0坪) | 14.3万/坪 (60.1坪) | 15.6万/坪 (51.4坪) |
| 文化の森駅 | 12.6万/坪 (57.0坪) | 15.7万/坪 (87.5坪) | 19.0万/坪 (72.3坪) |
| 地蔵橋駅 | 18.0万/坪 (52.2坪) | 12.3万/坪 (129坪) | 12.7万/坪 (103坪) |
| 中田駅 | 8.9万/坪 (108坪) | 11.3万/坪 (148坪) | 19.1万/坪 (52.9坪) |
| 南小松島駅 | 7.5万/坪 (57.5坪) | 12.2万/坪 (81.4坪) | 14.1万/坪 (46.9坪) |
| 阿波赤石駅 | 6.5万/坪 (173坪) | 5.1万/坪 (80.5坪) | 3.6万/坪 (165坪) |
| 立江駅 | - | 1.7万/坪 (115坪) | 6.1万/坪 (40.8坪) |
| 羽ノ浦駅 | 7.4万/坪 (252坪) | 13.5万/坪 (102坪) | 17.0万/坪 (61.6坪) |
| 西原駅 | 13.7万/坪 (87.7坪) | - | - |
| 阿波中島駅 | 6.2万/坪 (25.7坪) | - | 6.0万/坪 (34.3坪) |
| 阿南駅 | 13.9万/坪 (109坪) | 20.0万/坪 (102坪) | 11.8万/坪 (132坪) |
| 見能林駅 | 14.9万/坪 (60.5坪) | - | 7.6万/坪 (194坪) |
| 阿波橘駅 | 3.8万/坪 (424坪) | - | 6.3万/坪 (66.6坪) |
| 桑野駅 | 7.0万/坪 (105坪) | 4.9万/坪 (135坪) | 4.6万/坪 (185坪) |
| 新野駅 | 4.7万/坪 (163坪) | 9.0万/坪 (250坪) | - |
| 阿波福井駅 | 10.5万/坪 (51.4坪) | 3.0万/坪 (90.8坪) | - |
| 由岐駅 | 0.3万/坪 (78.7坪) | - | - |
| 木岐駅 | - | - | - |
| 北河内駅 | - | - | - |
| 日和佐駅 | - | - | - |
| 辺川駅 | - | 1.2万/坪 (212坪) | - |
| 牟岐駅 | - | - | - |
| 浅川駅 | - | - | - |
| 阿波海南駅 | - | 1.3万/坪 (75.6坪) | 3.7万/坪 (37.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
阿波福井駅 10.5 万/坪(昨年同期比 +248.0 ％)
阿波福井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.5万円/坪(3.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +248.0％( +7.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2018年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 51.4 坪 (昨年 90.8 坪から -43.3 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 73.7 分 → 2019年 15.0 分、-79.6 ％と大きく減少)
徳島駅 31.3 万/坪(昨年同期比 +82.9 ％)
徳島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.3万円/坪(9.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +82.9％( +14.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(１年前(2018年)に比べて -53.6％( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 99.7 坪 (昨年 83.4 坪から +19.6 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 54.4 分 → 2019年 26.6 分、-51.1 ％と大きく減少)
新野駅 4.7 万/坪(昨年同期比 -48.2 ％)
新野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.7万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -48.2％( -4.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 163.4 坪 (昨年 249.6 坪から -34.5 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2018年 22.5 分 → 2019年 25.5 分、+13.3 ％と増加)
羽ノ浦駅 7.4 万/坪(昨年同期比 -45.4 ％)
羽ノ浦駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.4万円/坪(2.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -45.4％( -6.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2018年)に比べて +100.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 252.3 坪 (昨年 101.8 坪から +147.8 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 25.7 分 → 2019年 20.2 分、-21.4 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示