【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2019年10月〜12月期のJR徳島線 (佃駅～佐古駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.2万円/坪(2.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +0.7％( +0.0万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 63 件(１年前(2018年)に比べて -38.2％( -39件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 167.8 坪 (昨年 146.8 坪から +14.3 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 9 駅に対して、値下がりした駅数は 7 駅。ほとんどの駅において下落した。江口駅、小島駅、鴨島駅、牛島駅、府中駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは阿波川島駅で昨年に比べ +713.3 ％、坪単価は 1.4 万円/坪となった。
上位 2 駅(阿波川島駅、西麻植駅)は +454.6 ％(坪単価 +3.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(貞光駅、阿波山川駅)は -87.6 ％(坪単価 -5.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2018年 42.0 分 → 2019年 33.7 分、-19.9 ％と減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 3.9 ％ → 2019年 3.2 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった佐古駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.0万円/坪(6.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -21.8％( -6.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2018年)に比べて -50.0％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった川田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.23万円/坪(0.07万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -64.9％( -0.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2018年)に比べて -62.5％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR徳島線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 佃駅 | - | - | - |
| 辻駅 | - | - | 1.0万/坪 (51.4坪) |
| 阿波加茂駅 | - | 6.5万/坪 (137坪) | 5.2万/坪 (137坪) |
| 三加茂駅 | - | - | 6.1万/坪 (151坪) |
| 江口駅 | 3.5万/坪 (93.8坪) | 1.9万/坪 (215坪) | - |
| 阿波半田駅 | - | - | - |
| 貞光駅 | 0.5万/坪 (121坪) | 7.9万/坪 (69.6坪) | 7.3万/坪 (233坪) |
| 小島駅 | 1.9万/坪 (103坪) | 1.1万/坪 (89.2坪) | - |
| 穴吹駅 | 6.6万/坪 (71.6坪) | 3.1万/坪 (116坪) | 8.0万/坪 (127坪) |
| 川田駅 | 0.23万/坪 (283坪) | 0.7万/坪 (211坪) | - |
| 阿波山川駅 | 0.7万/坪 (255坪) | 3.9万/坪 (92.3坪) | 2.8万/坪 (219坪) |
| 山瀬駅 | - | - | - |
| 学駅 | 0.6万/坪 (266坪) | 1.2万/坪 (196坪) | 0.06万/坪 (109坪) |
| 阿波川島駅 | 1.4万/坪 (333坪) | 0.17万/坪 (283坪) | - |
| 西麻植駅 | 9.4万/坪 (60.5坪) | 3.2万/坪 (163坪) | 0.6万/坪 (163坪) |
| 鴨島駅 | 4.2万/坪 (189坪) | 2.6万/坪 (185坪) | 4.6万/坪 (83.1坪) |
| 麻植塚駅 | - | 1.0万/坪 (151坪) | - |
| 牛島駅 | 2.8万/坪 (34.8坪) | 2.3万/坪 (35.3坪) | 5.0万/坪 (327坪) |
| 下浦駅 | 7.7万/坪 (96.8坪) | - | - |
| 石井駅 | 5.4万/坪 (183坪) | 12.0万/坪 (169坪) | 9.2万/坪 (139坪) |
| 府中駅 | 12.7万/坪 (68.1坪) | 9.8万/坪 (64.1坪) | 7.6万/坪 (286坪) |
| 鮎喰駅 | 11.3万/坪 (154坪) | 9.7万/坪 (123坪) | 12.7万/坪 (71.7坪) |
| 蔵本駅 | 18.5万/坪 (118坪) | 19.5万/坪 (146坪) | 20.8万/坪 (124坪) |
| 佐古駅 | 22.0万/坪 (108坪) | 28.2万/坪 (64.7坪) | 30.4万/坪 (55.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
阿波川島駅 1.4 万/坪(昨年同期比 +713.3 ％)
阿波川島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.4万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +713.3％( +1.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2018年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 332.8 坪 (昨年 283.3 坪から +17.4 ％増)。
西麻植駅 9.4 万/坪(昨年同期比 +196.0 ％)
西麻植駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.4万円/坪(2.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +196.0％( +6.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 60.5 坪 (昨年 163.4 坪から -63.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 11.0 分 → 2019年 4.0 分、-63.6 ％と大きく減少)
貞光駅 0.5 万/坪(昨年同期比 -93.7 ％)
貞光駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.5万円/坪(0.15万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -93.7％( -7.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 121.0 坪 (昨年 69.6 坪から +73.9 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 11.0 分 → 2019年 30.0 分、+172.7 ％と大きく増加)
阿波山川駅 0.7 万/坪(昨年同期比 -81.4 ％)
阿波山川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.7万円/坪(0.22万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -81.4％( -3.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2018年)に比べて +25.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 254.7 坪 (昨年 92.3 坪から +176.1 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 25.2 分 → 2019年 45.6 分、+80.6 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示