【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2019年10月〜12月期のJR福塩線 (福山駅～塩町駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.6万円/坪(4.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -24.7％( -4.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 104 件(１年前(2018年)に比べて +30.0％( +24件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 126.3 坪 (昨年 101.7 坪から +24.2 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 9 駅。ほとんどの駅において下落した。湯田村駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは備後三川駅で昨年に比べ +1520.3 ％、坪単価は 6.4 万円/坪となった。
上位 2 駅(備後三川駅、下川辺駅)は +854.2 ％(坪単価 +5.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(上下駅、神辺駅)は -87.7 ％(坪単価 -9.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2018年 34.0 分 → 2019年 30.5 分、-10.4 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 2.5 ％ → 2019年 5.8 ％)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 1.2 ％ → 2019年 1.0 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった福山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.4万円/坪(8.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -6.3％( -1.8万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 33 件(１年前(2018年)に比べて -13.2％( -5件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった上下駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.3万円/坪(0.10万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -94.9％( -6.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2018年)に比べて +500.0％( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR福塩線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 福山駅 | 26.4万/坪 (93.2坪) | 28.2万/坪 (81.4坪) | 23.0万/坪 (101坪) |
| 備後本庄駅 | - | - | - |
| 横尾駅 | 18.0万/坪 (49.9坪) | 19.8万/坪 (49.9坪) | 14.1万/坪 (74.8坪) |
| 神辺駅 | 3.0万/坪 (296坪) | 15.5万/坪 (50.7坪) | 11.5万/坪 (76.5坪) |
| 湯田村駅 | 9.2万/坪 (72.2坪) | 8.0万/坪 (139坪) | 15.9万/坪 (75.6坪) |
| 道上駅 | 10.8万/坪 (157坪) | 19.0万/坪 (70.1坪) | 13.7万/坪 (76.4坪) |
| 万能倉駅 | 12.0万/坪 (91.8坪) | - | 12.9万/坪 (138坪) |
| 駅家駅 | 8.8万/坪 (145坪) | 9.4万/坪 (87.5坪) | 9.4万/坪 (93.0坪) |
| 近田駅 | 8.4万/坪 (242坪) | 15.1万/坪 (106坪) | 6.4万/坪 (289坪) |
| 戸手駅 | 12.2万/坪 (102坪) | - | - |
| 上戸手駅 | 9.9万/坪 (90.0坪) | 4.8万/坪 (209坪) | 15.2万/坪 (151坪) |
| 新市駅 | 9.1万/坪 (132坪) | 11.3万/坪 (107坪) | 9.3万/坪 (71.1坪) |
| 高木駅 | 4.9万/坪 (206坪) | 15.4万/坪 (170坪) | 10.0万/坪 (83.2坪) |
| 鵜飼駅 | 3.0万/坪 (303坪) | - | - |
| 府中駅 | 6.3万/坪 (66.2坪) | - | 6.4万/坪 (78.7坪) |
| 下川辺駅 | 6.1万/坪 (53.7坪) | 2.1万/坪 (124坪) | 7.3万/坪 (158坪) |
| 河佐駅 | - | - | - |
| 備後三川駅 | 6.4万/坪 (109坪) | 0.4万/坪 (303坪) | 4.6万/坪 (21.2坪) |
| 備後矢野駅 | - | - | - |
| 上下駅 | 0.3万/坪 (346坪) | 6.4万/坪 (233坪) | 3.3万/坪 (94.9坪) |
| 甲奴駅 | - | 3.9万/坪 (87.7坪) | - |
| 梶田駅 | - | - | - |
| 備後安田駅 | - | - | - |
| 吉舎駅 | - | 0.5万/坪 (545坪) | 1.5万/坪 (22.7坪) |
| 三良坂駅 | 3.3万/坪 (148坪) | - | 0.24万/坪 (209坪) |
| 塩町駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
備後三川駅 6.4 万/坪(昨年同期比 +1520.3 ％)
備後三川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.4万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +1520.3％( +6.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2018年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 108.9 坪 (昨年 302.5 坪から -64.0 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 75.0 分 → 2019年 90.0 分、+20.0 ％と大きく増加)
下川辺駅 6.1 万/坪(昨年同期比 +188.0 ％)
下川辺駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.1万円/坪(1.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +188.0％( +4.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 53.7 坪 (昨年 124.0 坪から -56.7 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 112.5 分 → 2019年 64.0 分、-43.1 ％と大きく減少)
上下駅 0.3 万/坪(昨年同期比 -94.9 ％)
上下駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.3万円/坪(0.10万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -94.9％( -6.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2018年)に比べて +500.0％( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 345.6 坪 (昨年 232.9 坪から +48.4 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 8.0 分 → 2019年 120.0 分、+1400.0 ％と大きく増加)
神辺駅 3.0 万/坪(昨年同期比 -80.6 ％)
神辺駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.0万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -80.6％( -12.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 296.5 坪 (昨年 50.7 坪から +485.1 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 12.5 分 → 2019年 16.0 分、+28.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示