【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年4月〜6月期のJR姫新線 (美作土居駅～新見駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.4万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -0.5％( -0.0万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 40 件(１年前(2023年)に比べて -11.1％( -5件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 136.1 坪 (昨年 116.1 坪から +17.2 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。東津山駅、久世駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは中国勝山駅で昨年に比べ +517.8 ％、坪単価は 2.5 万円/坪となった。
上位 2 駅(中国勝山駅、林野駅)は +418.4 ％(坪単価 +2.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(美作落合駅、津山駅)は -25.3 ％(坪単価 -1.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2023年 4.4 ％ → 2024年 5.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 33.0 分 → 2024年 51.8 分、+57.1 ％と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった久世駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.5万円/坪(3.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +32.4％( +2.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった中国勝山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.5万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +517.8％( +2.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2023年)に比べて +150.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR姫新線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 美作土居駅 | 0.16万/坪 (63.5坪) | - | - |
| 美作江見駅 | - | 0.4万/坪 (46.1坪) | - |
| 楢原駅 | 0.09万/坪 (156坪) | - | - |
| 林野駅 | 3.0万/坪 (160坪) | 0.7万/坪 (73.4坪) | 0.4万/坪 (93.8坪) |
| 勝間田駅 | 7.9万/坪 (68.1坪) | 3.1万/坪 (166坪) | 5.2万/坪 (194坪) |
| 西勝間田駅 | - | - | - |
| 美作大崎駅 | - | 3.5万/坪 (54.5坪) | 4.3万/坪 (69.6坪) |
| 東津山駅 | 6.0万/坪 (66.6坪) | 4.0万/坪 (49.9坪) | - |
| 津山駅 | 10.0万/坪 (186坪) | 11.7万/坪 (139坪) | 7.2万/坪 (135坪) |
| 院庄駅 | 7.4万/坪 (138坪) | 6.5万/坪 (166坪) | 2.2万/坪 (290坪) |
| 美作千代駅 | 2.4万/坪 (303坪) | - | - |
| 坪井駅 | 2.0万/坪 (40.8坪) | - | - |
| 美作追分駅 | - | - | - |
| 美作落合駅 | 2.7万/坪 (198坪) | 4.2万/坪 (99.8坪) | 1.3万/坪 (115坪) |
| 古見駅 | - | - | - |
| 久世駅 | 10.5万/坪 (63.5坪) | 8.0万/坪 (113坪) | 1.9万/坪 (204坪) |
| 中国勝山駅 | 2.5万/坪 (104坪) | 0.4万/坪 (90.0坪) | - |
| 月田駅 | - | - | 2.0万/坪 (99.8坪) |
| 富原駅 | - | - | - |
| 刑部駅 | - | - | - |
| 丹治部駅 | - | 1.7万/坪 (112坪) | - |
| 岩山駅 | - | - | - |
| 新見駅 | 3.7万/坪 (62.0坪) | 1.4万/坪 (68.6坪) | 5.9万/坪 (74.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
中国勝山駅 2.5 万/坪(昨年同期比 +517.8 ％)
中国勝山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.5万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +517.8％( +2.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2023年)に比べて +150.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 103.8 坪 (昨年 90.0 坪から +15.3 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 65.0 分 → 2024年 97.6 分、+50.2 ％と大きく増加)
林野駅 3.0 万/坪(昨年同期比 +319.0 ％)
林野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.0万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +319.0％( +2.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -75.0％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 160.3 坪 (昨年 73.4 坪から +118.6 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 48.8 分 → 2024年 72.0 分、+47.7 ％と大きく増加)
美作落合駅 2.7 万/坪(昨年同期比 -35.9 ％)
美作落合駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.7万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -35.9％( -1.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 198.1 坪 (昨年 99.8 坪から +98.5 ％増)。
津山駅 10.0 万/坪(昨年同期比 -14.8 ％)
津山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.0万円/坪(3.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -14.8％( -1.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 9 件(１年前(2023年)に比べて -10.0％( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 185.5 坪 (昨年 139.3 坪から +33.2 ％増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示