【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年1月〜3月期のJR姫新線 (美作土居駅～新見駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.3万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -38.0％( -2.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 32 件(１年前(2022年)に比べて -11.1％( -4件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 181.1 坪 (昨年 116.4 坪から +55.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。林野駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは林野駅で昨年に比べ +61.0 ％、坪単価は 2.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(林野駅)は +61.0 ％(坪単価 +1.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(院庄駅)は -42.9 ％(坪単価 -2.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2022年 5.6 ％ → 2023年 6.2 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2022年 37.8 分 → 2023年 44.8 分、+18.7 ％と増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった津山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.6万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -37.8％( -4.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2022年)に比べて -36.4％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった林野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.6万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +61.0％( +1.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2022年)に比べて +33.3％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR姫新線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 美作土居駅 | - | - | - |
| 美作江見駅 | 0.4万/坪 (393坪) | - | - |
| 楢原駅 | - | - | - |
| 林野駅 | 2.6万/坪 (85.1坪) | 1.6万/坪 (135坪) | 5.3万/坪 (410坪) |
| 勝間田駅 | - | 10.9万/坪 (60.5坪) | 2.3万/坪 (151坪) |
| 西勝間田駅 | - | - | - |
| 美作大崎駅 | 2.0万/坪 (242坪) | - | 5.2万/坪 (84.7坪) |
| 東津山駅 | - | 7.7万/坪 (85.1坪) | - |
| 津山駅 | 6.6万/坪 (211坪) | 10.5万/坪 (143坪) | 9.4万/坪 (94.3坪) |
| 院庄駅 | 3.2万/坪 (186坪) | 5.6万/坪 (155坪) | 3.0万/坪 (160坪) |
| 美作千代駅 | - | - | - |
| 坪井駅 | - | - | - |
| 美作追分駅 | - | - | - |
| 美作落合駅 | - | - | 4.5万/坪 (48.4坪) |
| 古見駅 | 7.2万/坪 (63.5坪) | - | 5.2万/坪 (124坪) |
| 久世駅 | - | 2.2万/坪 (151坪) | 5.5万/坪 (177坪) |
| 中国勝山駅 | - | 5.7万/坪 (67.3坪) | 5.3万/坪 (112坪) |
| 月田駅 | - | - | - |
| 富原駅 | - | - | - |
| 刑部駅 | - | 3.3万/坪 (24.2坪) | - |
| 丹治部駅 | - | 0.24万/坪 (163坪) | - |
| 岩山駅 | 1.5万/坪 (99.8坪) | - | - |
| 新見駅 | 6.0万/坪 (205坪) | 8.2万/坪 (31.8坪) | 4.1万/坪 (113坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
林野駅 2.6 万/坪(昨年同期比 +61.0 ％)
林野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.6万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +61.0％( +1.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2022年)に比べて +33.3％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 85.1 坪 (昨年 135.1 坪から -37.0 ％減)。
院庄駅 3.2 万/坪(昨年同期比 -42.9 ％)
院庄駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.2万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -42.9％( -2.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(１年前(2022年)に比べて +200.0％( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 186.5 坪 (昨年 155.3 坪から +20.1 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 22.7 分 → 2023年 36.9 分、+62.7 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示