【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年7月〜9月期のJR姫新線 (美作土居駅～新見駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.5万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +48.5％( +2.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 41 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 141.7 坪 (昨年 106.5 坪から +33.1 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が増加。
値上がりした駅数は 8 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。古見駅、久世駅、中国勝山駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは院庄駅で昨年に比べ +1558.5 ％、坪単価は 10.6 万円/坪となった。
上位 2 駅(院庄駅、勝間田駅)は +955.3 ％(坪単価 +9.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(美作土居駅、東津山駅)は -56.0 ％(坪単価 -2.0 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった勝間田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.7万円/坪(3.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +352.1％( +9.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて -25.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった美作土居駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.17万円/坪(0.05万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -90.0％( -1.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR姫新線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 美作土居駅 | 0.17万/坪 (63.0坪) | 1.7万/坪 (197坪) | - |
| 美作江見駅 | 3.3万/坪 (545坪) | - | - |
| 楢原駅 | - | - | 2.3万/坪 (257坪) |
| 林野駅 | 3.5万/坪 (84.7坪) | 1.3万/坪 (94.1坪) | 3.6万/坪 (109坪) |
| 勝間田駅 | 12.7万/坪 (222坪) | 2.8万/坪 (138坪) | 2.6万/坪 (257坪) |
| 西勝間田駅 | - | - | - |
| 美作大崎駅 | 1.4万/坪 (233坪) | - | - |
| 東津山駅 | 8.4万/坪 (131坪) | 10.8万/坪 (54.5坪) | - |
| 津山駅 | 9.6万/坪 (150坪) | 8.1万/坪 (74.4坪) | 6.7万/坪 (102坪) |
| 院庄駅 | 10.6万/坪 (48.4坪) | 0.6万/坪 (164坪) | 2.6万/坪 (174坪) |
| 美作千代駅 | - | - | - |
| 坪井駅 | - | - | - |
| 美作追分駅 | 2.0万/坪 (60.5坪) | - | - |
| 美作落合駅 | - | 5.2万/坪 (84.7坪) | 1.9万/坪 (76.6坪) |
| 古見駅 | 8.6万/坪 (81.7坪) | 6.5万/坪 (81.7坪) | 3.7万/坪 (49.9坪) |
| 久世駅 | 8.4万/坪 (28.7坪) | 4.9万/坪 (199坪) | 4.0万/坪 (84.3坪) |
| 中国勝山駅 | 1.5万/坪 (165坪) | 0.9万/坪 (56.0坪) | 3.7万/坪 (145坪) |
| 月田駅 | 0.7万/坪 (56.0坪) | - | - |
| 富原駅 | - | - | - |
| 刑部駅 | - | 2.7万/坪 (52.9坪) | - |
| 丹治部駅 | - | - | - |
| 岩山駅 | - | - | - |
| 新見駅 | 3.9万/坪 (79.4坪) | 1.3万/坪 (93.8坪) | 9.4万/坪 (72.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
院庄駅 10.6 万/坪(昨年同期比 +1558.5 ％)
院庄駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.6万円/坪(3.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +1558.5％( +10.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2021年)に比べて +33.3％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 48.4 坪 (昨年 163.9 坪から -70.5 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 60.0 分 → 2022年 32.2 分、-46.2 ％と大きく減少)
勝間田駅 12.7 万/坪(昨年同期比 +352.1 ％)
勝間田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.7万円/坪(3.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +352.1％( +9.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて -25.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 221.8 坪 (昨年 137.6 坪から +61.2 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 28.8 分 → 2022年 9.0 分、-68.7 ％と大きく減少)
美作土居駅 0.2 万/坪(昨年同期比 -90.0 ％)
美作土居駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.17万円/坪(0.05万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -90.0％( -1.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 63.0 坪 (昨年 197.4 坪から -68.1 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 120.0 分 → 2022年 46.0 分、-61.7 ％と大きく減少)
東津山駅 8.4 万/坪(昨年同期比 -22.0 ％)
東津山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.4万円/坪(2.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -22.0％( -2.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 130.6 坪 (昨年 54.5 坪から +139.8 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 28.0 分 → 2022年 19.0 分、-32.1 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示