【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年4月〜6月期の山陽新幹線 (岡山駅~新倉敷駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.6万円/坪(12.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +75.6%( +17.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 50 件(1年前(2020年)に比べて -48.5%( -47件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 94.2 坪 (昨年 168.6 坪から -44.1 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。岡山駅、新倉敷駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは新倉敷駅で昨年に比べ +65.3 %、坪単価は 13.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(新倉敷駅)は +65.3 %(坪単価 +5.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(岡山駅)は +38.1 %(坪単価 +13.5 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 29.9 分 → 2021年 43.2 分、+44.5 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 2.1 % → 2021年 2.0 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった岡山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.1万円/坪(14.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +38.1%( +13.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 36 件(1年前(2020年)に比べて -14.3%( -6件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新倉敷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.4万円/坪(4.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +65.3%( +5.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2020年)に比べて -74.5%( -41件/坪)と大幅に減少しています。)。
山陽新幹線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
岡山駅 | 49.1万/坪 (97.0坪) | 35.6万/坪 (86.2坪) | 32.1万/坪 (74.7坪) |
新倉敷駅 | 13.4万/坪 (86.7坪) | 8.1万/坪 (260坪) | 15.4万/坪 (76.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
新倉敷駅 13.4 万/坪(昨年同期比 +65.3 %)
新倉敷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.4万円/坪(4.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +65.3%( +5.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2020年)に比べて -74.5%( -41件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 86.7 坪 (昨年 260.0 坪から -66.6 %減)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 1.8 % → 2021年 7.1 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 12.2 分 → 2021年 24.1 分、+97.3 %と大きく増加)
岡山駅 49.1 万/坪(昨年同期比 +38.1 %)
岡山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.1万円/坪(14.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +38.1%( +13.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 36 件(1年前(2020年)に比べて -14.3%( -6件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 97.0 坪 (昨年 86.2 坪から +12.5 %増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示