【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜3月期の名鉄各務原線 (細畑駅～新鵜沼駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.7万円/坪(4.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -5.9％( -0.9万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 27 件(１年前(2021年)に比べて -18.2％( -6件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 158.9 坪 (昨年 99.2 坪から +60.1 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。切通駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは切通駅で昨年に比べ +51.9 ％、坪単価は 19.2 万円/坪となった。
上位 2 駅(切通駅、六軒駅)は +30.3 ％(坪単価 +4.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(各務原市役所前駅、手力駅)は -55.8 ％(坪単価 -8.5 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 9.1 ％ → 2022年 3.7 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった六軒駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.0万円/坪(6.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +8.7％( +1.6万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 7 件(１年前(2021年)に比べて +40.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった各務原市役所前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.7万円/坪(1.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -63.5％( -10.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて -71.4％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 名鉄各務原線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 細畑駅 | - | 12.5万/坪 (70.3坪) | 22.8万/坪 (58.2坪) |
| 切通駅 | 19.2万/坪 (95.8坪) | 12.6万/坪 (63.5坪) | 14.4万/坪 (144坪) |
| 手力駅 | 7.6万/坪 (211坪) | 14.7万/坪 (112坪) | 20.5万/坪 (63.5坪) |
| 高田橋駅 | - | 5.9万/坪 (203坪) | - |
| 新加納駅 | 16.3万/坪 (251坪) | 20.0万/坪 (115坪) | 12.9万/坪 (134坪) |
| 新那加駅 | 17.5万/坪 (102坪) | 24.2万/坪 (27.2坪) | 8.7万/坪 (137坪) |
| 市民公園前駅 | 9.7万/坪 (108坪) | 16.0万/坪 (43.1坪) | 14.3万/坪 (130坪) |
| 各務原市役所前駅 | 5.7万/坪 (145坪) | 15.7万/坪 (132坪) | 14.3万/坪 (247坪) |
| 六軒駅 | 20.0万/坪 (166坪) | 18.4万/坪 (82.9坪) | 17.3万/坪 (63.5坪) |
| 三柿野駅 | - | 16.5万/坪 (72.6坪) | - |
| 二十軒駅 | - | 11.3万/坪 (86.2坪) | 6.5万/坪 (169坪) |
| 名電各務原駅 | 16.7万/坪 (299坪) | - | 19.1万/坪 (78.7坪) |
| 苧ケ瀬駅 | - | 16.5万/坪 (96.8坪) | 10.0万/坪 (159坪) |
| 羽場駅 | - | 26.8万/坪 (56.0坪) | 7.0万/坪 (257坪) |
| 鵜沼宿駅 | 23.3万/坪 (51.4坪) | - | - |
| 新鵜沼駅 | - | 23.0万/坪 (74.9坪) | 16.7万/坪 (70.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
切通駅 19.2 万/坪(昨年同期比 +51.9 ％)
切通駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.2万円/坪(5.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +51.9％( +6.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 95.8 坪 (昨年 63.5 坪から +50.8 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 26.0 分 → 2022年 15.7 分、-39.7 ％と大きく減少)
六軒駅 20.0 万/坪(昨年同期比 +8.7 ％)
六軒駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.0万円/坪(6.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +8.7％( +1.6万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 7 件(１年前(2021年)に比べて +40.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 166.4 坪 (昨年 82.9 坪から +100.7 ％増)。
各務原市役所前駅 5.7 万/坪(昨年同期比 -63.5 ％)
各務原市役所前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.7万円/坪(1.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -63.5％( -10.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて -71.4％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 145.2 坪 (昨年 131.6 坪から +10.3 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 16.3 分 → 2022年 21.0 分、+28.9 ％と大きく増加)
手力駅 7.6 万/坪(昨年同期比 -48.1 ％)
手力駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.6万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -48.1％( -7.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2021年)に比べて +250.0％( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 210.7 坪 (昨年 111.9 坪から +88.3 ％増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示