【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年4月〜6月期の長良川鉄道越美南線 (美濃太田駅～北濃駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.2万円/坪(2.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +16.1％( +1.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 72 件(１年前(2020年)に比べて +14.3％( +9件/坪)と好調に推移しています。)。
平均土地面積は 160.7 坪 (昨年 134.5 坪から +19.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 8 駅に対して、値下がりした駅数は 8 駅。ほとんどの駅において下落した。関富岡駅、せきてらす前駅、関駅、大島駅、北濃駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは関口駅で昨年に比べ +565.5 ％、坪単価は 9.6 万円/坪となった。
上位 2 駅(関口駅、関富岡駅)は +303.9 ％(坪単価 +5.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(関市役所前駅、松森駅)は -63.0 ％(坪単価 -5.9 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 9.5 ％ → 2021年 2.8 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった美濃太田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.9万円/坪(3.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -8.9％( -1.1万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 3 件(１年前(2020年)に比べて -40.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.0万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +23.6％( +0.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 長良川鉄道越美南線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 美濃太田駅 | 10.9万/坪 (78.1坪) | 11.9万/坪 (170坪) | 9.1万/坪 (195坪) |
| 前平公園駅 | 6.0万/坪 (162坪) | 6.4万/坪 (145坪) | 4.0万/坪 (157坪) |
| 加茂野駅 | 6.3万/坪 (245坪) | 5.6万/坪 (210坪) | 2.9万/坪 (166坪) |
| 富加駅 | 4.5万/坪 (118坪) | 6.2万/坪 (106坪) | 4.0万/坪 (108坪) |
| 関富岡駅 | 9.0万/坪 (135坪) | 6.3万/坪 (193坪) | 9.4万/坪 (120坪) |
| 関口駅 | 9.6万/坪 (135坪) | 1.4万/坪 (131坪) | 14.1万/坪 (66.0坪) |
| せきてらす前駅 | 9.5万/坪 (153坪) | 6.8万/坪 (85.5坪) | 3.1万/坪 (232坪) |
| 関駅 | 10.0万/坪 (85.7坪) | 7.9万/坪 (112坪) | 8.7万/坪 (151坪) |
| 関市役所前駅 | 3.0万/坪 (337坪) | 10.3万/坪 (242坪) | 3.4万/坪 (212坪) |
| 関下有知駅 | 8.1万/坪 (148坪) | 7.5万/坪 (142坪) | 13.1万/坪 (69.6坪) |
| 松森駅 | 3.6万/坪 (252坪) | 8.0万/坪 (81.7坪) | 4.0万/坪 (195坪) |
| 美濃市駅 | 4.5万/坪 (333坪) | 4.7万/坪 (131坪) | 11.3万/坪 (68.8坪) |
| 梅山駅 | - | - | - |
| 湯の洞温泉口駅 | - | - | - |
| 母野駅 | - | - | - |
| 木尾駅 | - | - | - |
| 八坂駅 | - | - | - |
| 大矢駅 | - | - | - |
| 福野駅 | - | 4.7万/坪 (25.7坪) | - |
| 美並苅安駅 | - | - | - |
| 赤池駅 | - | - | - |
| 深戸駅 | - | - | - |
| 相生駅 | - | - | - |
| 郡上八幡駅 | 6.7万/坪 (180坪) | 13.2万/坪 (63.5坪) | 4.2万/坪 (112坪) |
| 自然園前駅 | - | - | - |
| 山田駅 | - | - | - |
| 徳永駅 | - | - | - |
| 郡上大和駅 | 3.0万/坪 (49.9坪) | - | - |
| 万場駅 | - | - | - |
| 上万場駅 | - | - | - |
| 大中駅 | - | - | - |
| 大島駅 | 1.0万/坪 (151坪) | 0.8万/坪 (132坪) | 0.6万/坪 (106坪) |
| 美濃白鳥駅 | 3.3万/坪 (277坪) | 3.9万/坪 (75.1坪) | 5.8万/坪 (103坪) |
| 白鳥高原駅 | - | - | - |
| 北濃駅 | 1.8万/坪 (174坪) | 1.5万/坪 (160坪) | 0.26万/坪 (136坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
関口駅 9.6 万/坪(昨年同期比 +565.5 ％)
関口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.6万円/坪(2.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +565.5％( +8.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2020年)に比べて +100.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 135.4 坪 (昨年 131.1 坪から +3.3 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 24.7 分 → 2021年 14.5 分、-41.2 ％と大きく減少)
関富岡駅 9.0 万/坪(昨年同期比 +42.2 ％)
関富岡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.0万円/坪(2.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +42.2％( +2.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2020年)に比べて -33.3％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 134.6 坪 (昨年 192.6 坪から -30.1 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 32.8 分 → 2021年 28.3 分、-13.6 ％と減少)
関市役所前駅 3.0 万/坪(昨年同期比 -70.7 ％)
関市役所前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.0万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -70.7％( -7.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2020年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 336.8 坪 (昨年 242.0 坪から +39.2 ％増)。
松森駅 3.6 万/坪(昨年同期比 -55.2 ％)
松森駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.6万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -55.2％( -4.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2020年)に比べて +400.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 252.3 坪 (昨年 81.7 坪から +208.9 ％増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示