【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2019年1月〜12月期の富山地方鉄道立山線 (寺田駅～立山駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.6万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +10.1％( +0.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 24 件(１年前(2018年)に比べて -25.0％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 120.2 坪 (昨年 111.5 坪から +7.8 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。榎町駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは田添駅で昨年に比べ +305.4 ％、坪単価は 10.8 万円/坪となった。
上位 2 駅(田添駅、下段駅)は +285.8 ％(坪単価 +6.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(寺田駅、稚子塚駅)は -41.5 ％(坪単価 -2.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 3.1 ％ → 2019年 16.7 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった田添駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.8万円/坪(3.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +305.4％( +8.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2018年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった寺田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.0万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -46.0％( -2.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2018年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 富山地方鉄道立山線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 寺田駅 | 3.0万/坪 (81.7坪) | 5.5万/坪 (99.8坪) | 10.8万/坪 (60.5坪) |
| 稚子塚駅 | 3.8万/坪 (157坪) | 6.1万/坪 (134坪) | 3.2万/坪 (237坪) |
| 田添駅 | 10.8万/坪 (66.6坪) | 2.7万/坪 (130坪) | 3.5万/坪 (146坪) |
| 五百石駅 | 4.4万/坪 (140坪) | 5.7万/坪 (165坪) | 4.0万/坪 (179坪) |
| 榎町駅 | 6.0万/坪 (62.0坪) | 3.2万/坪 (47.1坪) | 7.5万/坪 (82.8坪) |
| 下段駅 | 7.9万/坪 (69.6坪) | 2.2万/坪 (57.5坪) | 4.0万/坪 (299坪) |
| 釜ケ淵駅 | - | - | 2.0万/坪 (178坪) |
| 沢中山駅 | - | - | - |
| 岩峅寺駅 | - | 1.3万/坪 (118坪) | 2.1万/坪 (90.0坪) |
| 横江駅 | - | - | 10.4万/坪 (393坪) |
| 千垣駅 | - | - | - |
| 有峰口駅 | 1.2万/坪 (72.6坪) | - | - |
| 本宮駅 | - | - | - |
| 立山駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
田添駅 10.8 万/坪(昨年同期比 +305.4 ％)
田添駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.8万円/坪(3.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +305.4％( +8.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2018年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 129.6 坪から -48.6 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 14.0 分 → 2019年 30.0 分、+114.3 ％と大きく増加)
下段駅 7.9 万/坪(昨年同期比 +266.1 ％)
下段駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.9万円/坪(2.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +266.1％( +5.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2018年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 69.6 坪 (昨年 57.5 坪から +21.1 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 16.4 分 → 2019年 11.0 分、-32.9 ％と大きく減少)
寺田駅 3.0 万/坪(昨年同期比 -46.0 ％)
寺田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.0万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -46.0％( -2.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2018年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 81.7 坪 (昨年 99.8 坪から -18.2 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 2.0 分 → 2019年 10.3 分、+416.7 ％と大きく増加)
稚子塚駅 3.8 万/坪(昨年同期比 -37.0 ％)
稚子塚駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.8万円/坪(1.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -37.0％( -2.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 157.3 坪 (昨年 134.1 坪から +17.3 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 17.5 分 → 2019年 10.8 分、-38.6 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示