この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年7月〜9月期の富山地方鉄道不二越線 (稲荷町駅～南富山駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.5万円/坪(4.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +13.2％( +1.7万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 7 件(１年前(2022年)に比べて -46.2％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 103.7 坪 (昨年 91.2 坪から +13.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。大泉駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは大泉駅で昨年に比べ +47.7 ％、坪単価は 14.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(大泉駅)は +47.7 ％(坪単価 +4.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(南富山駅)は -9.2 ％(坪単価 -1.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 23.2 分 → 2023年 20.3 分、-12.4 ％と減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった不二越駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.6万円/坪(4.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -6.7％( -1.1万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった南富山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.4万円/坪(3.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -9.2％( -1.1万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 富山地方鉄道不二越線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 稲荷町駅 | - | - | 10.7万/坪 (27.2坪) |
| 栄町駅 | - | 14.4万/坪 (59.0坪) | - |
| 不二越駅 | 15.6万/坪 (34.3坪) | 16.8万/坪 (132坪) | 17.3万/坪 (94.4坪) |
| 大泉駅 | 14.7万/坪 (112坪) | 10.0万/坪 (83.7坪) | 13.4万/坪 (91.8坪) |
| 南富山駅 | 10.4万/坪 (287坪) | 11.5万/坪 (84.1坪) | 12.4万/坪 (89.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
大泉駅 14.7 万/坪(昨年同期比 +47.7 ％)
大泉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.7万円/坪(4.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +47.7％( +4.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 111.9 坪 (昨年 83.7 坪から +33.7 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 22.0 分 → 2023年 18.3 分、-16.7 ％と減少)
南富山駅 10.4 万/坪(昨年同期比 -9.2 ％)
南富山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.4万円/坪(3.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -9.2％( -1.1万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 287.4 坪 (昨年 84.1 坪から +241.7 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 24.4 分 → 2023年 30.0 分、+23.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示