この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年1月〜3月期の富山地方鉄道不二越線 (稲荷町駅～南富山駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.3万円/坪(3.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -32.4％( -5.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(１年前(2020年)に比べて -13.3％( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 129.5 坪 (昨年 79.4 坪から +63.2 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。栄町駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは栄町駅で昨年に比べ +12.9 ％、坪単価は 24.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(栄町駅)は +12.9 ％(坪単価 +2.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(大泉駅)は -69.0 ％(坪単価 -17.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 13.3 ％ → 2021年 15.4 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 16.7 分 → 2021年 26.3 分、+57.2 ％と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった栄町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.2万円/坪(7.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +12.9％( +2.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 2 件(１年前(2020年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大泉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.8万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -69.0％( -17.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
| 富山地方鉄道不二越線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 稲荷町駅 | - | 11.6万/坪 (60.5坪) | - |
| 栄町駅 | 24.2万/坪 (68.1坪) | 21.4万/坪 (56.0坪) | - |
| 不二越駅 | - | 19.7万/坪 (112坪) | 12.6万/坪 (169坪) |
| 大泉駅 | 7.8万/坪 (117坪) | 25.0万/坪 (63.0坪) | 12.3万/坪 (97.8坪) |
| 南富山駅 | 9.4万/坪 (150坪) | 13.7万/坪 (85.9坪) | 11.5万/坪 (100坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
栄町駅 24.2 万/坪(昨年同期比 +12.9 ％)
栄町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.2万円/坪(7.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +12.9％( +2.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 2 件(１年前(2020年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 68.1 坪 (昨年 56.0 坪から +21.6 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 9.0 分 → 2021年 3.0 分、-66.7 ％と大きく減少)
大泉駅 7.8 万/坪(昨年同期比 -69.0 ％)
大泉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.8万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -69.0％( -17.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 117.0 坪 (昨年 63.0 坪から +85.6 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 17.3 分 → 2021年 29.0 分、+67.3 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示