物件種別
対象路線
調査期間
土地
2022年第1四半期
2022年1月3月

この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています

記事監修:岩野 愛弓
【監修者】

宅地建物取引士・日商簿記2級

岩野 愛弓 (監修者)

注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...

土地相場の概況

2022年1月〜3月期の富山ライトレール (富山駅岩瀬浜駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.8万円/坪(6.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +28.2%( +5.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 39 件(前年比変わらず)。

平均土地面積は 64.8 坪 (昨年 90.4 坪から -28.3 %減)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。富山駅萩浦小学校前駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは萩浦小学校前駅で昨年に比べ +68.0 %、坪単価は 7.4 万円/坪となった。

上位 1 駅(萩浦小学校前駅)は +68.0 %(坪単価 +3.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(蓮町駅)は -79.9 %(坪単価 -8.0 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2021年 20.6 分 → 2022年 18.2 分、-11.7 %と減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 5.1 % → 2022年 23.1 %)

駅ごとの土地相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった富山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.6万円/坪(9.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +34.2%( +7.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 23 件(1年前(2021年)に比べて +9.5%( +2件/坪)と堅調に推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった蓮町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.0万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -79.9%( -8.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

富山ライトレール(沿線・駅ごとの土地について)
富山ライトレール現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
富山駅30.6万/坪
(65.6坪)
22.8万/坪
(109坪)
18.6万/坪
(78.0坪)
インテック本社前駅---
奥田中学校前駅26.4万/坪
(60.5坪)
-13.6万/坪
(59.0坪)
下奥井駅8.8万/坪
(55.5坪)
-11.7万/坪
(103坪)
粟島駅-21.5万/坪
(46.1坪)
1.8万/坪
(46.9坪)
越中中島駅--13.8万/坪
(216坪)
城川原駅6.7万/坪
(72.6坪)
10.7万/坪
(85.6坪)
20.1万/坪
(69.6坪)
犬島新町駅14.7万/坪
(70.1坪)
20.8万/坪
(98.3坪)
11.1万/坪
(72.6坪)
蓮町駅2.0万/坪
(46.9坪)
10.1万/坪
(69.6坪)
8.3万/坪
(82.4坪)
萩浦小学校前駅7.4万/坪
(72.6坪)
4.4万/坪
(55.2坪)
-
東岩瀬駅-12.1万/坪
(56.7坪)
10.6万/坪
(30.3坪)
競輪場前駅-3.5万/坪
(21.2坪)
-
岩瀬浜駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

萩浦小学校前駅7.4 万/坪(昨年同期比 +68.0 %)

萩浦小学校前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.4万円/坪(2.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +68.0%( +3.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 72.6 坪 (昨年 55.2 坪から +31.5 %増)。

蓮町駅2.0 万/坪(昨年同期比 -79.9 %)

蓮町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.0万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -79.9%( -8.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 46.9 坪 (昨年 69.6 坪から -32.6 %減)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 6.0 分 → 2022年 30.0 分、+400.0 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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