【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2019年7月〜9月期のJR吉都線 (京町温泉駅～都城駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.2万円/坪(2.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +59.6％( +2.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 36 件(１年前(2018年)に比べて -16.3％( -7件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 108.9 坪 (昨年 165.7 坪から -34.3 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。日向庄内駅、都城駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのはえびの駅で昨年に比べ +185.0 ％、坪単価は 1.5 万円/坪となった。
上位 2 駅(えびの駅、小林駅)は +161.7 ％(坪単価 +2.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(えびの飯野駅、広原駅)は -42.2 ％(坪単価 -1.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 2.3 ％ → 2019年 11.1 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった都城駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.0万円/坪(2.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +18.5％( +1.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 16 件(１年前(2018年)に比べて +6.7％( +1件/坪)と堅調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となったえびの駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.5万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +185.0％( +1.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2018年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR吉都線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 京町温泉駅 | - | 3.0万/坪 (124坪) | - |
| えびの駅 | 1.5万/坪 (545坪) | 0.5万/坪 (575坪) | 2.1万/坪 (303坪) |
| えびの上江駅 | - | - | 2.4万/坪 (43.9坪) |
| えびの飯野駅 | 1.6万/坪 (42.4坪) | 3.1万/坪 (169坪) | - |
| 西小林駅 | - | 1.2万/坪 (194坪) | 0.6万/坪 (180坪) |
| 小林駅 | 5.9万/坪 (46.1坪) | 2.5万/坪 (198坪) | 2.5万/坪 (151坪) |
| 広原駅 | 2.9万/坪 (143坪) | 4.7万/坪 (87.7坪) | - |
| 高原駅 | - | 1.2万/坪 (130坪) | 3.2万/坪 (260坪) |
| 日向前田駅 | - | - | - |
| 高崎新田駅 | - | 3.9万/坪 (106坪) | 2.6万/坪 (154坪) |
| 東高崎駅 | - | - | - |
| 万ケ塚駅 | - | 3.6万/坪 (113坪) | 1.0万/坪 (148坪) |
| 谷頭駅 | 4.6万/坪 (104坪) | 1.9万/坪 (118坪) | 2.0万/坪 (287坪) |
| 日向庄内駅 | 7.7万/坪 (72.3坪) | 6.9万/坪 (269坪) | 5.6万/坪 (75.6坪) |
| 都城駅 | 9.0万/坪 (102坪) | 7.6万/坪 (137坪) | 9.1万/坪 (152坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
えびの駅 1.5 万/坪(昨年同期比 +185.0 ％)
えびの駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.5万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +185.0％( +1.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2018年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 544.5 坪 (昨年 574.8 坪から -5.3 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 14.0 分 → 2019年 30.0 分、+114.3 ％と大きく増加)
小林駅 5.9 万/坪(昨年同期比 +138.4 ％)
小林駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.9万円/坪(1.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +138.4％( +3.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2018年)に比べて -70.0％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 46.1 坪 (昨年 198.0 坪から -76.7 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 23.7 分 → 2019年 17.3 分、-26.9 ％と大きく減少)
えびの飯野駅 1.6 万/坪(昨年同期比 -47.7 ％)
えびの飯野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.6万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -47.7％( -1.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 42.4 坪 (昨年 169.4 坪から -75.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 25.5 分 → 2019年 17.0 分、-33.3 ％と大きく減少)
広原駅 2.9 万/坪(昨年同期比 -36.7 ％)
広原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.9万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -36.7％( -1.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2018年)に比べて +100.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 143.2 坪 (昨年 87.7 坪から +63.2 ％増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示