【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年7月〜9月期の東北新幹線 (白石蔵王駅～くりこま高原駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.8万円/坪(3.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +36.8％( +3.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 29 件(１年前(2019年)に比べて -38.3％( -18件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 112.1 坪 (昨年 151.6 坪から -26.0 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。仙台駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは仙台駅で昨年に比べ +21.3 ％、坪単価は 25.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(仙台駅)は +21.3 ％(坪単価 +4.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(古川駅)は -24.3 ％(坪単価 -2.2 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 35.0 分 → 2020年 65.7 分、+87.6 ％と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった仙台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.8万円/坪(7.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +21.3％( +4.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(１年前(2019年)に比べて +200.0％( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となったくりこま高原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.6万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -14.2％( -0.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 8 件(１年前(2019年)に比べて -38.5％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 東北新幹線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 白石蔵王駅 | - | 3.3万/坪 (60.5坪) | 7.3万/坪 (99.8坪) |
| 仙台駅 | 25.8万/坪 (130坪) | 21.2万/坪 (116坪) | 87.4万/坪 (114坪) |
| 古川駅 | 6.9万/坪 (75.6坪) | 9.1万/坪 (171坪) | 8.3万/坪 (141坪) |
| くりこま高原駅 | 3.6万/坪 (147坪) | 4.3万/坪 (116坪) | 3.4万/坪 (117坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
仙台駅 25.8 万/坪(昨年同期比 +21.3 ％)
仙台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.8万円/坪(7.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +21.3％( +4.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(１年前(2019年)に比べて +200.0％( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 130.1 坪 (昨年 116.5 坪から +11.7 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2019年 86.3 分 → 2020年 97.0 分、+12.4 ％と増加)
古川駅 6.9 万/坪(昨年同期比 -24.3 ％)
古川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.9万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -24.3％( -2.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 12 件(１年前(2019年)に比べて -60.0％( -18件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 170.7 坪から -55.7 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 19.3 分 → 2020年 39.1 分、+102.5 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示