
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜9月期の仙台空港鉄道 (名取駅~仙台空港駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.3万円/坪(11.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +70.6%( +16.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 16 件(1年前(2023年)に比べて -51.5%( -17件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 110.8 坪 (昨年 129.5 坪から -14.4 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。名取駅、杜せきのした駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは美田園駅で昨年に比べ +107.2 %、坪単価は 22.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(美田園駅)は +107.2 %(坪単価 +11.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(杜せきのした駅)は +43.2 %(坪単価 +14.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 22.6 分 → 2024年 15.1 分、-33.1 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 9.1 % → 2024年 6.2 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった杜せきのした駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.3万円/坪(14.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +43.2%( +14.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった美田園駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.5万円/坪(6.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +107.2%( +11.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -66.7%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
仙台空港鉄道 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
名取駅 | 38.3万/坪 (111坪) | 26.7万/坪 (124坪) | 29.6万/坪 (101坪) |
杜せきのした駅 | 48.3万/坪 (101坪) | 33.7万/坪 (148坪) | 18.9万/坪 (54.5坪) |
美田園駅 | 22.5万/坪 (142坪) | 10.9万/坪 (123坪) | 30.9万/坪 (45.4坪) |
仙台空港駅 | - | 2.8万/坪 (275坪) | 0.07万/坪 (72.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
美田園駅 22.5 万/坪(昨年同期比 +107.2 %)
美田園駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.5万円/坪(6.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +107.2%( +11.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -66.7%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 142.2 坪 (昨年 123.3 坪から +15.3 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 20.5 分 → 2024年 16.0 分、-22.0 %と大きく減少)
杜せきのした駅 48.3 万/坪(昨年同期比 +43.2 %)
杜せきのした駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.3万円/坪(14.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +43.2%( +14.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 100.8 坪 (昨年 148.2 坪から -32.0 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 5.0 分 → 2024年 6.0 分、+20.0 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 33.3 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示