【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜12月期の近鉄御所線 (尺土駅~近鉄御所駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.5万円/坪(5.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +2.8%( +0.4万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 31 件(1年前(2021年)に比べて -34.0%( -16件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 106.6 坪 (昨年 171.8 坪から -37.9 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。尺土駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは尺土駅で昨年に比べ +88.4 %、坪単価は 28.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(尺土駅)は +88.4 %(坪単価 +13.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(近鉄御所駅)は -52.2 %(坪単価 -3.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに増加(全取引物件に占める割合が 2021年 6.4 % → 2022年 6.5 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった尺土駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.9万円/坪(8.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +88.4%( +13.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった近鉄御所駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.2万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -52.2%( -3.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて +33.3%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
近鉄御所線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
尺土駅 | 28.9万/坪 (77.9坪) | 15.4万/坪 (196坪) | 16.4万/坪 (139坪) |
近鉄新庄駅 | 17.8万/坪 (104坪) | 19.5万/坪 (142坪) | 18.7万/坪 (127坪) |
忍海駅 | 10.9万/坪 (108坪) | 13.1万/坪 (177坪) | 16.6万/坪 (68.7坪) |
近鉄御所駅 | 3.2万/坪 (155坪) | 6.7万/坪 (204坪) | 2.7万/坪 (129坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
尺土駅 28.9 万/坪(昨年同期比 +88.4 %)
尺土駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.9万円/坪(8.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +88.4%( +13.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 77.9 坪 (昨年 196.2 坪から -60.3 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 11.8 分 → 2022年 9.0 分、-23.6 %と大きく減少)
近鉄御所駅 3.2 万/坪(昨年同期比 -52.2 %)
近鉄御所駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.2万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -52.2%( -3.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて +33.3%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 155.4 坪 (昨年 203.7 坪から -23.7 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 17.3 分 → 2022年 32.0 分、+84.6 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示