【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年7月〜9月期の近鉄御所線 (尺土駅~近鉄御所駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.8万円/坪(5.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +52.0%( +6.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 67.9 坪 (昨年 150.2 坪から -54.8 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。尺土駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは近鉄新庄駅で昨年に比べ +487.3 %、坪単価は 28.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(近鉄新庄駅)は +487.3 %(坪単価 +23.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(忍海駅)は +14.9 %(坪単価 +2.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 13.1 分 → 2020年 9.1 分、-30.5 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 16.7 % → 2020年 11.1 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった近鉄新庄駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.1万円/坪(8.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +487.3%( +23.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった忍海駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.3万円/坪(4.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +14.9%( +2.1万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
近鉄御所線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
尺土駅 | 16.4万/坪 (103坪) | 12.9万/坪 (166坪) | 14.4万/坪 (103坪) |
近鉄新庄駅 | 28.1万/坪 (53.4坪) | 4.8万/坪 (87.7坪) | 19.6万/坪 (111坪) |
忍海駅 | 16.3万/坪 (68.6坪) | 14.2万/坪 (150坪) | - |
近鉄御所駅 | 3.1万/坪 (39.3坪) | - | 8.0万/坪 (49.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
近鉄新庄駅 28.1 万/坪(昨年同期比 +487.3 %)
近鉄新庄駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.1万円/坪(8.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +487.3%( +23.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 53.4 坪 (昨年 87.7 坪から -39.1 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 18.0 分 → 2020年 7.3 分、-59.3 %と大きく減少)
忍海駅 16.3 万/坪(昨年同期比 +14.9 %)
忍海駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.3万円/坪(4.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +14.9%( +2.1万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 68.6 坪 (昨年 150.2 坪から -54.4 %減)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示