【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜12月期の近鉄天理線 (平端駅～天理駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.4万円/坪(5.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -18.7％( -4.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 39 件(１年前(2021年)に比べて +50.0％( +13件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 198.1 坪 (昨年 93.3 坪から +112.3 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。天理駅は、昨年から 20 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは平端駅で昨年に比べ -52.1 ％、坪単価は 6.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(前栽駅)は +2.1 ％(坪単価 +0.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(平端駅)は -52.1 ％(坪単価 -7.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 16.0 分 → 2022年 12.8 分、-20.0 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 3.8 ％ → 2022年 10.3 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった天理駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.1万円/坪(8.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -4.5％( -1.3万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 14 件(１年前(2021年)に比べて +27.3％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった平端駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.7万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -52.1％( -7.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2021年)に比べて +100.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 近鉄天理線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 平端駅 | 6.7万/坪 (174坪) | 13.9万/坪 (92.8坪) | 22.8万/坪 (50.7坪) |
| 二階堂駅 | 13.0万/坪 (273坪) | 18.3万/坪 (48.4坪) | 16.1万/坪 (134坪) |
| 前栽駅 | 21.6万/坪 (136坪) | 21.1万/坪 (104坪) | 13.3万/坪 (252坪) |
| 天理駅 | 27.1万/坪 (162坪) | 28.4万/坪 (98.3坪) | 24.1万/坪 (72.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
前栽駅 21.6 万/坪(昨年同期比 +2.1 ％)
前栽駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.6万円/坪(6.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +2.1％( +0.5万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2021年)に比べて -55.6％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 135.7 坪 (昨年 103.5 坪から +31.1 ％増)。
平端駅 6.7 万/坪(昨年同期比 -52.1 ％)
平端駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.7万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -52.1％( -7.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2021年)に比べて +100.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 173.9 坪 (昨年 92.8 坪から +87.5 ％増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示