【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年1月〜12月期の近鉄天理線 (平端駅～天理駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.6万円/坪(6.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +16.2％( +3.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 26 件(１年前(2020年)に比べて -27.8％( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 93.3 坪 (昨年 130.1 坪から -28.2 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。前栽駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは前栽駅で昨年に比べ +58.9 ％、坪単価は 21.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(前栽駅)は +58.9 ％(坪単価 +7.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(平端駅)は -39.0 ％(坪単価 -8.9 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 13.3 分 → 2021年 16.0 分、+20.0 ％と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 8.3 ％ → 2021年 3.8 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった天理駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.4万円/坪(8.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +17.8％( +4.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 11 件(１年前(2020年)に比べて -26.7％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった平端駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.9万円/坪(4.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -39.0％( -8.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2020年)に比べて -25.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 近鉄天理線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 平端駅 | 13.9万/坪 (92.8坪) | 22.8万/坪 (50.7坪) | 17.0万/坪 (168坪) |
| 二階堂駅 | 18.3万/坪 (48.4坪) | 16.1万/坪 (134坪) | 24.0万/坪 (32.3坪) |
| 前栽駅 | 21.1万/坪 (104坪) | 13.3万/坪 (252坪) | 20.5万/坪 (187坪) |
| 天理駅 | 28.4万/坪 (98.3坪) | 24.1万/坪 (72.6坪) | 13.1万/坪 (164坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
前栽駅 21.1 万/坪(昨年同期比 +58.9 ％)
前栽駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.1万円/坪(6.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +58.9％( +7.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(１年前(2020年)に比べて -10.0％( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 103.5 坪 (昨年 251.7 坪から -58.9 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 13.4 分 → 2021年 11.9 分、-11.3 ％と減少)
平端駅 13.9 万/坪(昨年同期比 -39.0 ％)
平端駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.9万円/坪(4.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -39.0％( -8.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2020年)に比べて -25.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 92.8 坪 (昨年 50.7 坪から +83.1 ％増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示