【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2019年10月〜12月期の近鉄けいはんな線 (生駒駅～学研奈良登美ケ丘駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.2万円/坪(7.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +3.4％( +0.8万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 21 件(１年前(2018年)に比べて +31.2％( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 102.3 坪 (昨年 79.0 坪から +29.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。生駒駅、学研北生駒駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは学研北生駒駅で昨年に比べ +83.5 ％、坪単価は 30.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(学研北生駒駅)は +83.5 ％(坪単価 +13.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(学研奈良登美ケ丘駅)は -6.0 ％(坪単価 -1.5 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった生駒駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.1万円/坪(10.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +25.3％( +6.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(１年前(2018年)に比べて +120.0％( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった学研奈良登美ケ丘駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.2万円/坪(7.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -6.0％( -1.5万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 3 件(１年前(2018年)に比べて -50.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 近鉄けいはんな線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 生駒駅 | 34.1万/坪 (82.1坪) | 27.2万/坪 (88.3坪) | 28.3万/坪 (60.0坪) |
| 白庭台駅 | 5.4万/坪 (153坪) | - | 19.5万/坪 (117坪) |
| 学研北生駒駅 | 30.3万/坪 (72.6坪) | 16.5万/坪 (90.8坪) | 17.9万/坪 (144坪) |
| 学研奈良登美ケ丘駅 | 23.2万/坪 (85.7坪) | 24.7万/坪 (63.3坪) | 18.5万/坪 (138坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
学研北生駒駅 30.3 万/坪(昨年同期比 +83.5 ％)
学研北生駒駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.3万円/坪(9.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +83.5％( +13.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2018年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 72.6 坪 (昨年 90.8 坪から -20.0 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 21.2 分 → 2019年 26.0 分、+22.4 ％と大きく増加)
学研奈良登美ケ丘駅 23.2 万/坪(昨年同期比 -6.0 ％)
学研奈良登美ケ丘駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.2万円/坪(7.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -6.0％( -1.5万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 3 件(１年前(2018年)に比べて -50.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 85.7 坪 (昨年 63.3 坪から +35.5 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 21.5 分 → 2019年 17.0 分、-20.9 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示