【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期の阪神なんば線 (出来島駅～桜川駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 98.0万円/坪(29.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +20.5％( +16.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(１年前(2023年)に比べて +250.0％( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 119.5 坪 (昨年 111.9 坪から +6.8 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。福駅は、昨年から 10 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは出来島駅で昨年に比べ -38.4 ％、坪単価は 59.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(福駅)は -6.4 ％(坪単価 -4.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(出来島駅)は -38.4 ％(坪単価 -37.3 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 7.5 分 → 2024年 9.9 分、+31.4 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 ％ → 2024年 14.3 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった福駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 61.1万円/坪(18.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -6.4％( -4.2万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった出来島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.9万円/坪(18.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -38.4％( -37.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 阪神なんば線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 出来島駅 | 59.9万/坪 (484坪) | 97.2万/坪 (103坪) | 66.4万/坪 (148坪) |
| 福駅 | 61.1万/坪 (99.8坪) | 65.3万/坪 (121坪) | 33.1万/坪 (25.7坪) |
| 伝法駅 | 31.5万/坪 (31.8坪) | - | - |
| 千鳥橋駅 | - | - | - |
| 西九条駅 | - | - | - |
| 九条駅 | 145万/坪 (33.8坪) | - | 153万/坪 (42.7坪) |
| ドーム前駅 | - | - | - |
| 桜川駅 | - | - | 86.0万/坪 (30.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
福駅 61.1 万/坪(昨年同期比 -6.4 ％)
福駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 61.1万円/坪(18.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -6.4％( -4.2万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 99.8 坪 (昨年 121.0 坪から -17.5 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 11.0 分 → 2024年 6.0 分、-45.5 ％と大きく減少)
出来島駅 59.9 万/坪(昨年同期比 -38.4 ％)
出来島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.9万円/坪(18.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -38.4％( -37.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 484.0 坪 (昨年 102.9 坪から +370.6 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 4.0 分 → 2024年 18.5 分、+362.5 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示