【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年4月〜6月期の阪神なんば線 (出来島駅~桜川駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 114万円/坪(34.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +54.5%( +40.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2021年)に比べて -9.1%( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均土地面積は 26.9 坪 (昨年 60.9 坪から -55.8 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。桜川駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは西九条駅で昨年に比べ +361.8 %、坪単価は 231 万円/坪となった。
上位 2 駅(西九条駅、桜川駅)は +205.5 %(坪単価 +117.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(出来島駅、千鳥橋駅)は -55.2 %(坪単価 -34.4 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 6.3 分 → 2022年 8.6 分、+37.1 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 54.5 % → 2022年 20.0 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった西九条駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 231万円/坪(69.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +361.8%( +180.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった出来島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.8万円/坪(4.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -69.1%( -30.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
阪神なんば線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
出来島駅 | 13.8万/坪 (16.6坪) | 44.7万/坪 (28.7坪) | - |
福駅 | - | 60.8万/坪 (143坪) | - |
伝法駅 | 49.7万/坪 (29.2坪) | 61.7万/坪 (9.1坪) | 46.8万/坪 (18.2坪) |
千鳥橋駅 | 54.1万/坪 (16.6坪) | 92.1万/坪 (42.4坪) | - |
西九条駅 | 231万/坪 (21.2坪) | 50.0万/坪 (13.6坪) | - |
九条駅 | 147万/坪 (31.8坪) | 179万/坪 (56.0坪) | 138万/坪 (28.7坪) |
ドーム前駅 | - | - | - |
桜川駅 | 163万/坪 (42.4坪) | 109万/坪 (34.8坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
西九条駅 230.7 万/坪(昨年同期比 +361.8 %)
西九条駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 231万円/坪(69.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +361.8%( +180.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 21.2 坪 (昨年 13.6 坪から +55.6 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 4.0 分 → 2022年 2.5 分、-37.5 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 50.0 %)
桜川駅 162.9 万/坪(昨年同期比 +49.2 %)
桜川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 163万円/坪(49.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +49.2%( +53.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 42.4 坪 (昨年 34.8 坪から +21.7 %増)。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 100.0 %)
出来島駅 13.8 万/坪(昨年同期比 -69.1 %)
出来島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.8万円/坪(4.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -69.1%( -30.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 16.6 坪 (昨年 28.7 坪から -42.1 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 10.3 分 → 2022年 2.0 分、-80.6 %と大きく減少)
千鳥橋駅 54.1 万/坪(昨年同期比 -41.3 %)
千鳥橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 54.1万円/坪(16.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -41.3%( -38.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 16.6 坪 (昨年 42.4 坪から -60.7 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 6.0 分 → 2022年 12.0 分、+100.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示