【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年1月〜3月期の阪神なんば線 (出来島駅~桜川駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 143万円/坪(43.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +37.2%( +38.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて -37.5%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 119.2 坪 (昨年 72.8 坪から +63.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。桜川駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは桜川駅で昨年に比べ +31.0 %、坪単価は 557 万円/坪となった。
上位 1 駅(桜川駅)は +31.0 %(坪単価 +131.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(伝法駅)は -12.7 %(坪単価 -6.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 12.5 % → 2021年 20.0 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった桜川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 557万円/坪(168万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +31.0%( +131.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった出来島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.8万円/坪(9.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +8.6%( +2.5万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
阪神なんば線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
出来島駅 | 31.8万/坪 (163坪) | 29.3万/坪 (60.5坪) | - |
福駅 | - | - | - |
伝法駅 | 42.9万/坪 (135坪) | 49.2万/坪 (105坪) | - |
千鳥橋駅 | - | 73.5万/坪 (81.7坪) | 97.0万/坪 (41.8坪) |
西九条駅 | - | 132万/坪 (21.2坪) | 83.0万/坪 (26.1坪) |
九条駅 | - | - | 150万/坪 (25.7坪) |
ドーム前駅 | - | - | - |
桜川駅 | 557万/坪 (28.7坪) | 425万/坪 (42.4坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
桜川駅 556.8 万/坪(昨年同期比 +31.0 %)
桜川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 557万円/坪(168万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +31.0%( +131.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 28.7 坪 (昨年 42.4 坪から -32.1 %減)。
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 100.0 %)
伝法駅 42.9 万/坪(昨年同期比 -12.7 %)
伝法駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 42.9万円/坪(13.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -12.7%( -6.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 134.6 坪 (昨年 105.4 坪から +27.8 %増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示