【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年1月〜3月期の阪急神戸本線 (大阪梅田駅~神崎川駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 259万円/坪(78.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +254.2%( +185.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2020年)に比べて -12.5%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 178.0 坪 (昨年 58.0 坪から +206.6 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。十三駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは神崎川駅で昨年に比べ -56.1 %、坪単価は 24.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(中津駅)は +935.4 %(坪単価 +429.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(神崎川駅)は -56.1 %(坪単価 -30.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 10.8 分 → 2021年 9.0 分、-16.3 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 12.5 % → 2021年 14.3 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった中津駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 475万円/坪(144万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +935.4%( +429.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった神崎川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.0万円/坪(7.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -56.1%( -30.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
阪急神戸本線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
大阪梅田駅 | - | - | - |
中津駅 | 475万/坪 (214坪) | 45.9万/坪 (54.5坪) | 16.8万/坪 (19.7坪) |
十三駅 | 78.8万/坪 (393坪) | 85.9万/坪 (75.0坪) | 102万/坪 (34.0坪) |
神崎川駅 | 24.0万/坪 (15.9坪) | 54.7万/坪 (17.4坪) | 69.4万/坪 (90.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
中津駅 475.4 万/坪(昨年同期比 +935.4 %)
中津駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 475万円/坪(144万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +935.4%( +429.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 214.3 坪 (昨年 54.5 坪から +293.5 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 14.0 分 → 2021年 4.3 分、-69.0 %と大きく減少)
神崎川駅 24.0 万/坪(昨年同期比 -56.1 %)
神崎川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.0万円/坪(7.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -56.1%( -30.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 15.9 坪 (昨年 17.4 坪から -8.7 %減)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示