【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年1月〜3月期の阪堺電軌上町線 (阿倍野駅~住吉駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 163万円/坪(49.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +69.6%( +66.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて -42.9%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 36.3 坪 (昨年 94.0 坪から -61.4 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。阿倍野駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは北畠駅で昨年に比べ +132.1 %、坪単価は 195 万円/坪となった。
上位 1 駅(北畠駅)は +132.1 %(坪単価 +111.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(帝塚山四丁目駅)は +11.6 %(坪単価 +9.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 28.6 % → 2021年 100.0 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった阿倍野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 208万円/坪(62.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +72.2%( +87.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった帝塚山四丁目駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 90.9万円/坪(27.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +11.6%( +9.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
阪堺電軌上町線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
阿倍野駅 | 208万/坪 (21.2坪) | 121万/坪 (49.2坪) | - |
松虫駅 | - | 101万/坪 (93.8坪) | 89.7万/坪 (21.2坪) |
東天下茶屋駅 | - | - | 105万/坪 (46.9坪) |
北畠駅 | 195万/坪 (66.6坪) | 84.1万/坪 (333坪) | - |
姫松駅 | 156万/坪 (33.3坪) | - | 124万/坪 (25.7坪) |
帝塚山三丁目駅 | - | - | - |
帝塚山四丁目駅 | 90.9万/坪 (24.2坪) | 81.4万/坪 (44.4坪) | - |
神ノ木駅 | - | - | - |
住吉駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
北畠駅 195.3 万/坪(昨年同期比 +132.1 %)
北畠駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 195万円/坪(59.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +132.1%( +111.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 332.8 坪から -80.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 6.0 分 → 2021年 3.0 分、-50.0 %と大きく減少)
帝塚山四丁目駅 90.9 万/坪(昨年同期比 +11.6 %)
帝塚山四丁目駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 90.9万円/坪(27.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +11.6%( +9.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 24.2 坪 (昨年 44.4 坪から -45.5 %減)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示