【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年4月〜6月期の近鉄けいはんな線 (長田駅～新石切駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.6万円/坪(11.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -29.6％( -15.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2019年)に比べて -22.2％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 82.8 坪 (昨年 118.6 坪から -30.3 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。長田駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは長田駅で昨年に比べ +65.0 ％、坪単価は 77.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(長田駅)は +65.0 ％(坪単価 +30.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(吉田駅)は -51.4 ％(坪単価 -47.0 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 17.9 分 → 2020年 24.0 分、+34.2 ％と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった長田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 77.1万円/坪(23.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +65.0％( +30.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新石切駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.1万円/坪(10.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +7.3％( +2.4万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 近鉄けいはんな線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 長田駅 | 77.1万/坪 (45.4坪) | 46.7万/坪 (109坪) | 76.3万/坪 (130坪) |
| 荒本駅 | 12.4万/坪 (96.8坪) | - | 33.3万/坪 (48.9坪) |
| 吉田駅 | 44.4万/坪 (104坪) | 91.5万/坪 (52.9坪) | 27.6万/坪 (76.4坪) |
| 新石切駅 | 35.1万/坪 (96.8坪) | 32.7万/坪 (175坪) | 33.0万/坪 (138坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
長田駅 77.1 万/坪(昨年同期比 +65.0 ％)
長田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 77.1万円/坪(23.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +65.0％( +30.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 45.4 坪 (昨年 108.9 坪から -58.3 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 11.8 分 → 2020年 16.0 分、+36.2 ％と大きく増加)
吉田駅 44.4 万/坪(昨年同期比 -51.4 ％)
吉田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.4万円/坪(13.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -51.4％( -47.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 103.6 坪 (昨年 52.9 坪から +95.7 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2019年 17.5 分 → 2020年 15.0 分、-14.3 ％と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示