【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年4月〜6月期の大阪長堀鶴見緑地線 (大正駅～門真南駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 136万円/坪(41.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +23.9％( +26.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 20 件(１年前(2020年)に比べて -20.0％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 63.8 坪 (昨年 43.2 坪から +47.8 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。長堀橋駅、玉造駅、今福鶴見駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは玉造駅で昨年に比べ +54.5 ％、坪単価は 184 万円/坪となった。
上位 1 駅(玉造駅)は +54.5 ％(坪単価 +65.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(蒲生四丁目駅)は -37.0 ％(坪単価 -46.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 4.0 ％ → 2021年 5.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 12.7 分 → 2021年 14.2 分、+11.2 ％と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 24.0 ％ → 2021年 15.0 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった長堀橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 367万円/坪(111万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +22.2％( +66.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大正駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.7万円/坪(18.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -27.4％( -22.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2020年)に比べて -45.5％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 大阪長堀鶴見緑地線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 大正駅 | 60.7万/坪 (87.1坪) | 83.6万/坪 (36.2坪) | 59.1万/坪 (38.6坪) |
| ドーム前千代崎駅 | - | - | - |
| 西長堀駅 | - | 112万/坪 (169坪) | - |
| 西大橋駅 | - | - | 170万/坪 (118坪) |
| 心斎橋駅 | - | - | - |
| 長堀橋駅 | 367万/坪 (54.5坪) | 301万/坪 (49.9坪) | - |
| 松屋町駅 | - | - | - |
| 谷町六丁目駅 | - | 189万/坪 (63.5坪) | - |
| 玉造駅 | 184万/坪 (51.0坪) | 119万/坪 (29.7坪) | 247万/坪 (34.8坪) |
| 森ノ宮駅 | 280万/坪 (19.7坪) | - | 283万/坪 (63.5坪) |
| 大阪ビジネスパーク駅 | - | - | - |
| 京橋駅 | 142万/坪 (67.7坪) | - | 147万/坪 (52.9坪) |
| 蒲生四丁目駅 | 79.3万/坪 (15.1坪) | 126万/坪 (49.9坪) | 130万/坪 (92.8坪) |
| 今福鶴見駅 | 139万/坪 (28.7坪) | 115万/坪 (25.0坪) | 76.5万/坪 (80.9坪) |
| 横堤駅 | - | - | 79.3万/坪 (109坪) |
| 鶴見緑地駅 | - | 9.4万/坪 (10.6坪) | 57.9万/坪 (24.2坪) |
| 門真南駅 | 58.0万/坪 (92.3坪) | - | 44.1万/坪 (182坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
玉造駅 184.1 万/坪(昨年同期比 +54.5 ％)
玉造駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 184万円/坪(55.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +54.5％( +65.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2020年)に比べて +33.3％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 51.0 坪 (昨年 29.7 坪から +71.6 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 3.3 分 → 2021年 7.5 分、+125.0 ％と大きく増加)
蒲生四丁目駅 79.3 万/坪(昨年同期比 -37.0 ％)
蒲生四丁目駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 79.3万円/坪(24.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -37.0％( -46.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 15.1 坪 (昨年 49.9 坪から -69.7 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 7.8 分 → 2021年 3.0 分、-61.5 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示