【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年4月〜6月期の大阪谷町線 (大日駅～八尾南駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 90.8万円/坪(27.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -12.8％( -13.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 31 件(１年前(2021年)に比べて -18.4％( -7件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 49.2 坪 (昨年 56.3 坪から -12.5 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。出戸駅、長原駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは長原駅で昨年に比べ +58.1 ％、坪単価は 98.4 万円/坪となった。
上位 2 駅(長原駅、出戸駅)は +55.8 ％(坪単価 +31.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(千林大宮駅、大日駅)は -26.9 ％(坪単価 -21.6 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 7.9 ％ → 2022年 6.5 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった中崎町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 277万円/坪(83.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -13.5％( -43.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大日駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.5万円/坪(8.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -25.6％( -10.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(前年比変わらず)。
| 大阪谷町線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 大日駅 | 29.5万/坪 (34.8坪) | 39.6万/坪 (65.3坪) | 27.9万/坪 (197坪) |
| 守口駅 | 27.1万/坪 (24.2坪) | - | 12.9万/坪 (194坪) |
| 太子橋今市駅 | 120万/坪 (57.5坪) | - | 70.4万/坪 (30.3坪) |
| 千林大宮駅 | 84.1万/坪 (20.7坪) | 117万/坪 (42.4坪) | - |
| 関目高殿駅 | - | - | - |
| 野江内代駅 | 218万/坪 (151坪) | - | 103万/坪 (23.4坪) |
| 都島駅 | 110万/坪 (27.2坪) | 115万/坪 (21.9坪) | 130万/坪 (84.7坪) |
| 天神橋筋六丁目駅 | - | 112万/坪 (24.2坪) | 38.9万/坪 (25.7坪) |
| 中崎町駅 | 277万/坪 (46.9坪) | 320万/坪 (19.7坪) | 88.5万/坪 (13.1坪) |
| 東梅田駅 | - | - | - |
| 南森町駅 | - | - | - |
| 天満橋駅 | 432万/坪 (39.3坪) | - | - |
| 谷町四丁目駅 | - | 451万/坪 (33.3坪) | 248万/坪 (12.1坪) |
| 谷町六丁目駅 | 231万/坪 (15.1坪) | - | 189万/坪 (63.5坪) |
| 谷町九丁目駅 | - | 246万/坪 (38.6坪) | - |
| 四天王寺前夕陽ケ丘駅 | - | 224万/坪 (27.2坪) | 241万/坪 (44.6坪) |
| 天王寺駅 | - | - | - |
| 阿倍野駅 | - | - | - |
| 文の里駅 | - | 156万/坪 (23.4坪) | 133万/坪 (35.3坪) |
| 田辺駅 | - | - | - |
| 駒川中野駅 | 84.6万/坪 (32.8坪) | 73.1万/坪 (57.5坪) | - |
| 平野駅 | 77.4万/坪 (32.1坪) | 71.8万/坪 (20.2坪) | 85.4万/坪 (152坪) |
| 喜連瓜破駅 | - | 44.5万/坪 (84.3坪) | 45.9万/坪 (187坪) |
| 出戸駅 | 79.3万/坪 (22.7坪) | 51.7万/坪 (122坪) | - |
| 長原駅 | 98.4万/坪 (254坪) | 62.2万/坪 (56.7坪) | 48.1万/坪 (99.8坪) |
| 八尾南駅 | 30.9万/坪 (83.6坪) | 27.3万/坪 (135坪) | 23.2万/坪 (21.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
長原駅 98.4 万/坪(昨年同期比 +58.1 ％)
長原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 98.4万円/坪(29.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +58.1％( +36.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 254.1 坪 (昨年 56.7 坪から +348.0 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 13.5 分 → 2022年 2.0 分、-85.2 ％と大きく減少)
出戸駅 79.3 万/坪(昨年同期比 +53.5 ％)
出戸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 79.3万円/坪(24.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +53.5％( +27.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 22.7 坪 (昨年 121.5 坪から -81.3 ％減)。
千林大宮駅 84.1 万/坪(昨年同期比 -28.2 ％)
千林大宮駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 84.1万円/坪(25.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -28.2％( -33.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 20.7 坪 (昨年 42.4 坪から -51.2 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 6.3 分 → 2022年 9.3 分、+47.4 ％と大きく増加)
大日駅 29.5 万/坪(昨年同期比 -25.6 ％)
大日駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.5万円/坪(8.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -25.6％( -10.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 34.8 坪 (昨年 65.3 坪から -46.7 ％減)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示