【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期の南海本線 (難波駅~孝子駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.8万円/坪(17.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +77.3%( +24.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 54 件(1年前(2023年)に比べて -29.9%( -23件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 102.7 坪 (昨年 100.2 坪から +2.5 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 13 駅に対して、値下がりした駅数は 8 駅。ほとんどの駅において下落した。堺駅、湊駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは泉佐野駅で昨年に比べ +365.0 %、坪単価は 75.8 万円/坪となった。
上位 2 駅(泉佐野駅、羽倉崎駅)は +350.4 %(坪単価 +36.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(箱作駅、泉大津駅)は -72.4 %(坪単価 -33.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 11.3 分 → 2024年 9.7 分、-14.2 %と減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 2.6 % → 2024年 7.4 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった堺駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 124万円/坪(37.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +36.1%( +32.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった箱作駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.3万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -86.3%( -14.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
南海本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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難波駅 | - | - | - |
新今宮駅 | - | - | - |
天下茶屋駅 | 108万/坪 (46.1坪) | - | 97.0万/坪 (93.8坪) |
岸里玉出駅 | - | 64.6万/坪 (40.8坪) | 70.2万/坪 (24.2坪) |
粉浜駅 | 78.1万/坪 (66.6坪) | - | - |
住吉大社駅 | 103万/坪 (40.8坪) | - | 80.8万/坪 (123坪) |
住ノ江駅 | 114万/坪 (44.6坪) | 245万/坪 (363坪) | - |
七道駅 | - | 54.2万/坪 (64.3坪) | 62.2万/坪 (25.7坪) |
堺駅 | 124万/坪 (189坪) | 91.3万/坪 (31.8坪) | 66.2万/坪 (64.7坪) |
湊駅 | 54.8万/坪 (42.9坪) | 28.3万/坪 (21.9坪) | 37.3万/坪 (38.8坪) |
石津川駅 | 57.1万/坪 (99.8坪) | 61.5万/坪 (76.4坪) | 51.3万/坪 (51.4坪) |
諏訪ノ森駅 | 59.2万/坪 (65.8坪) | 66.1万/坪 (49.9坪) | 47.3万/坪 (46.0坪) |
浜寺公園駅 | 58.3万/坪 (103坪) | 59.0万/坪 (127坪) | 36.0万/坪 (82.2坪) |
羽衣駅 | 59.4万/坪 (51.4坪) | 56.1万/坪 (87.3坪) | 51.7万/坪 (85.7坪) |
高石駅 | - | 49.8万/坪 (72.6坪) | 40.3万/坪 (94.2坪) |
北助松駅 | 30.3万/坪 (363坪) | 28.6万/坪 (22.7坪) | 30.6万/坪 (121坪) |
松ノ浜駅 | 31.4万/坪 (77.6坪) | 27.1万/坪 (80.2坪) | 37.7万/坪 (36.3坪) |
泉大津駅 | 37.0万/坪 (75.6坪) | 89.3万/坪 (30.3坪) | 34.8万/坪 (129坪) |
忠岡駅 | 28.3万/坪 (90.0坪) | 28.1万/坪 (50.9坪) | 36.0万/坪 (60.5坪) |
春木駅 | 25.1万/坪 (86.2坪) | - | 15.4万/坪 (22.7坪) |
和泉大宮駅 | 38.0万/坪 (136坪) | 53.4万/坪 (39.3坪) | 26.8万/坪 (58.2坪) |
岸和田駅 | 99.9万/坪 (77.9坪) | 25.4万/坪 (129坪) | 35.7万/坪 (32.9坪) |
蛸地蔵駅 | 57.4万/坪 (115坪) | 28.6万/坪 (224坪) | 40.3万/坪 (52.4坪) |
貝塚駅 | - | - | - |
二色浜駅 | 30.5万/坪 (154坪) | 14.2万/坪 (34.8坪) | 16.9万/坪 (142坪) |
鶴原駅 | 17.0万/坪 (56.0坪) | 15.7万/坪 (52.9坪) | 19.9万/坪 (206坪) |
井原里駅 | - | 39.1万/坪 (33.3坪) | 30.7万/坪 (49.6坪) |
泉佐野駅 | 75.8万/坪 (147坪) | 16.3万/坪 (92.5坪) | 33.0万/坪 (119坪) |
羽倉崎駅 | 17.4万/坪 (49.9坪) | 4.0万/坪 (95.3坪) | 22.6万/坪 (55.5坪) |
吉見ノ里駅 | 14.7万/坪 (109坪) | 12.9万/坪 (54.5坪) | - |
岡田浦駅 | - | - | 0.6万/坪 (363坪) |
樽井駅 | - | 3.2万/坪 (378坪) | 8.2万/坪 (80.9坪) |
尾崎駅 | 18.5万/坪 (30.3坪) | 21.8万/坪 (229坪) | 26.4万/坪 (52.9坪) |
鳥取ノ荘駅 | - | 6.8万/坪 (49.2坪) | 12.8万/坪 (45.4坪) |
箱作駅 | 2.3万/坪 (274坪) | 16.8万/坪 (153坪) | 4.9万/坪 (211坪) |
淡輪駅 | 7.7万/坪 (54.5坪) | - | 9.0万/坪 (73.0坪) |
みさき公園駅 | - | 7.6万/坪 (67.3坪) | 0.8万/坪 (363坪) |
孝子駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
泉佐野駅 75.8 万/坪(昨年同期比 +365.0 %)
泉佐野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 75.8万円/坪(22.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +365.0%( +59.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2023年)に比べて -68.4%( -13件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 147.0 坪 (昨年 92.5 坪から +58.9 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 13.8 分 → 2024年 10.3 分、-25.1 %と大きく減少)
羽倉崎駅 17.4 万/坪(昨年同期比 +335.8 %)
羽倉崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.4万円/坪(5.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +335.8%( +13.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 49.9 坪 (昨年 95.3 坪から -47.6 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 19.5 分 → 2024年 10.0 分、-48.7 %と大きく減少)
箱作駅 2.3 万/坪(昨年同期比 -86.3 %)
箱作駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.3万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -86.3%( -14.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 273.8 坪 (昨年 153.4 坪から +78.5 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 15.8 分 → 2024年 17.5 分、+10.8 %と増加)
泉大津駅 37.0 万/坪(昨年同期比 -58.5 %)
泉大津駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.0万円/坪(11.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -58.5%( -52.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 30.3 坪から +150.0 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 12.0 分 → 2024年 34.0 分、+183.3 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示