【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年4月〜6月期のJR豊肥本線 (大分駅～豊後荻駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.2万円/坪(7.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +37.4％( +6.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 43 件(１年前(2023年)に比べて +7.5％( +3件/坪)と堅調に推移しています。)。
平均土地面積は 118.6 坪 (昨年 92.7 坪から +27.9 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。大分駅、滝尾駅、敷戸駅、中判田駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは中判田駅で昨年に比べ +67.4 ％、坪単価は 17.7 万円/坪となった。
上位 2 駅(中判田駅、大分駅)は +55.3 ％(坪単価 +11.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(三重町駅、大分大学前駅)は -63.5 ％(坪単価 -6.8 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 5.0 ％ → 2024年 2.3 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大分駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.6万円/坪(15.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +43.1％( +15.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 15 件(１年前(2023年)に比べて +50.0％( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった三重町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.7万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -78.0％( -6.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR豊肥本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 大分駅 | 52.6万/坪 (115坪) | 36.7万/坪 (73.4坪) | 28.0万/坪 (114坪) |
| 滝尾駅 | 15.0万/坪 (143坪) | 11.7万/坪 (102坪) | 21.2万/坪 (130坪) |
| 敷戸駅 | 15.9万/坪 (106坪) | 12.9万/坪 (128坪) | 14.2万/坪 (94.0坪) |
| 大分大学前駅 | 7.8万/坪 (116坪) | 15.3万/坪 (157坪) | 17.1万/坪 (175坪) |
| 中判田駅 | 17.7万/坪 (63.5坪) | 10.6万/坪 (82.7坪) | 11.3万/坪 (131坪) |
| 竹中駅 | 4.7万/坪 (64.3坪) | 9.0万/坪 (66.6坪) | 2.5万/坪 (142坪) |
| 犬飼駅 | - | - | 4.8万/坪 (22.7坪) |
| 菅尾駅 | 0.4万/坪 (124坪) | - | - |
| 三重町駅 | 1.7万/坪 (250坪) | 7.9万/坪 (75.6坪) | 5.1万/坪 (144坪) |
| 豊後清川駅 | - | - | - |
| 緒方駅 | - | - | - |
| 朝地駅 | - | - | 4.9万/坪 (289坪) |
| 豊後竹田駅 | 2.8万/坪 (120坪) | 4.3万/坪 (25.7坪) | 0.8万/坪 (239坪) |
| 玉来駅 | - | - | - |
| 豊後荻駅 | - | - | 1.5万/坪 (78.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
中判田駅 17.7 万/坪(昨年同期比 +67.4 ％)
中判田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.7万円/坪(5.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +67.4％( +7.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -70.0％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 82.7 坪から -23.2 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 27.3 分 → 2024年 23.0 分、-15.8 ％と減少)
大分駅 52.6 万/坪(昨年同期比 +43.1 ％)
大分駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.6万円/坪(15.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +43.1％( +15.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 15 件(１年前(2023年)に比べて +50.0％( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 115.3 坪 (昨年 73.4 坪から +57.1 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 15.5 分 → 2024年 18.5 分、+19.6 ％と増加)
三重町駅 1.7 万/坪(昨年同期比 -78.0 ％)
三重町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.7万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -78.0％( -6.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 249.6 坪 (昨年 75.6 坪から +230.0 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 13.0 分 → 2024年 28.0 分、+115.4 ％と大きく増加)
大分大学前駅 7.8 万/坪(昨年同期比 -48.9 ％)
大分大学前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.8万円/坪(2.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -48.9％( -7.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 116.5 坪 (昨年 157.3 坪から -26.0 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 5.0 分 → 2024年 26.0 分、+420.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示