【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜9月期のJR久大本線 (夜明駅～大分駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.6万円/坪(7.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +21.6％( +4.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 127 件(１年前(2023年)に比べて -31.7％( -59件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 111.3 坪 (昨年 123.5 坪から -9.9 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 7 駅。ほとんどの駅において下落した。日田駅、小野屋駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは豊後三芳駅で昨年に比べ +685.5 ％、坪単価は 10.5 万円/坪となった。
上位 2 駅(豊後三芳駅、小野屋駅)は +389.9 ％(坪単価 +5.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(天神山駅、豊後中村駅)は -89.4 ％(坪単価 -4.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 25.5 分 → 2024年 20.9 分、-18.0 ％と減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 0.5 ％ → 2024年 2.4 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大分駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.5万円/坪(15.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -7.3％( -3.9万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 35 件(１年前(2023年)に比べて +9.4％( +3件/坪)と堅調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった豊後中村駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.15万円/坪(0.05万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -86.3％( -1.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| JR久大本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 夜明駅 | - | - | - |
| 光岡駅 | 13.8万/坪 (65.0坪) | 12.7万/坪 (56.7坪) | 7.9万/坪 (98.7坪) |
| 日田駅 | 11.7万/坪 (86.0坪) | 9.4万/坪 (141坪) | 8.9万/坪 (107坪) |
| 豊後三芳駅 | 10.5万/坪 (136坪) | 1.3万/坪 (209坪) | 1.6万/坪 (184坪) |
| 豊後中川駅 | - | - | 1.3万/坪 (51.4坪) |
| 天ケ瀬駅 | - | - | 2.4万/坪 (81.7坪) |
| 杉河内駅 | - | 3.1万/坪 (28.7坪) | - |
| 北山田駅 | - | 3.2万/坪 (325坪) | 0.5万/坪 (36.3坪) |
| 豊後森駅 | 3.4万/坪 (244坪) | 6.4万/坪 (118坪) | 3.0万/坪 (185坪) |
| 恵良駅 | 1.6万/坪 (95.3坪) | - | 1.6万/坪 (63.5坪) |
| 引治駅 | - | 1.5万/坪 (51.4坪) | 1.3万/坪 (59.0坪) |
| 豊後中村駅 | 0.15万/坪 (66.6坪) | 1.1万/坪 (9.1坪) | 0.8万/坪 (164坪) |
| 野矢駅 | - | 0.7万/坪 (514坪) | 0.5万/坪 (424坪) |
| 由布院駅 | 4.5万/坪 (266坪) | 6.2万/坪 (187坪) | 2.5万/坪 (210坪) |
| 南由布駅 | - | 4.3万/坪 (106坪) | - |
| 湯平駅 | - | 2.6万/坪 (110坪) | - |
| 庄内駅 | - | 1.5万/坪 (33.3坪) | 0.7万/坪 (52.9坪) |
| 天神山駅 | 0.6万/坪 (56.0坪) | 8.0万/坪 (90.8坪) | 2.3万/坪 (72.6坪) |
| 小野屋駅 | 4.3万/坪 (424坪) | 2.2万/坪 (129坪) | 1.1万/坪 (31.8坪) |
| 鬼瀬駅 | - | - | - |
| 向之原駅 | 10.6万/坪 (108坪) | 9.5万/坪 (97.5坪) | 10.5万/坪 (120坪) |
| 豊後国分駅 | 13.2万/坪 (90.1坪) | 12.2万/坪 (115坪) | 9.3万/坪 (106坪) |
| 賀来駅 | 18.3万/坪 (122坪) | 22.7万/坪 (82.4坪) | 21.4万/坪 (152坪) |
| 南大分駅 | 20.8万/坪 (75.7坪) | 22.5万/坪 (110坪) | 21.4万/坪 (99.9坪) |
| 古国府駅 | 27.3万/坪 (89.8坪) | 25.9万/坪 (141坪) | 27.4万/坪 (91.6坪) |
| 大分駅 | 49.5万/坪 (104坪) | 53.4万/坪 (97.9坪) | 33.5万/坪 (114坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
豊後三芳駅 10.5 万/坪(昨年同期比 +685.5 ％)
豊後三芳駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.5万円/坪(3.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +685.5％( +9.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2023年)に比べて +100.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 135.6 坪 (昨年 208.7 坪から -35.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 7.3 分 → 2024年 6.3 分、-13.6 ％と減少)
小野屋駅 4.3 万/坪(昨年同期比 +94.3 ％)
小野屋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.3万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +94.3％( +2.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 423.5 坪 (昨年 128.6 坪から +229.4 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 17.0 分 → 2024年 20.0 分、+17.6 ％と増加)
天神山駅 0.6 万/坪(昨年同期比 -92.4 ％)
天神山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.6万円/坪(0.18万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -92.4％( -7.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 56.0 坪 (昨年 90.8 坪から -38.3 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 25.0 分 → 2024年 30.0 分、+20.0 ％と大きく増加)
豊後中村駅 0.2 万/坪(昨年同期比 -86.3 ％)
豊後中村駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.15万円/坪(0.05万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -86.3％( -1.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 9.1 坪から +633.3 ％増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示