【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年10月〜12月期のJR上野東京ライン (大宮駅~浦和駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 131万円/坪(39.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +34.1%( +33.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 45 件(1年前(2019年)に比べて +7.1%( +3件/坪)と堅調に推移しています。)。
平均土地面積は 77.1 坪 (昨年 57.9 坪から +33.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。大宮駅、浦和駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは浦和駅で昨年に比べ +55.0 %、坪単価は 143 万円/坪となった。
上位 1 駅(浦和駅)は +55.0 %(坪単価 +50.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(さいたま新都心駅)は -58.0 %(坪単価 -68.7 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった浦和駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 143万円/坪(43.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +55.0%( +50.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 18 件(1年前(2019年)に比べて -10.0%( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となったさいたま新都心駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.8万円/坪(15.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -58.0%( -68.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて +66.7%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR上野東京ライン | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
大宮駅 | 140万/坪 (102坪) | 101万/坪 (51.7坪) | 83.9万/坪 (73.9坪) |
さいたま新都心駅 | 49.8万/坪 (98.9坪) | 118万/坪 (24.2坪) | 146万/坪 (57.5坪) |
浦和駅 | 143万/坪 (40.8坪) | 92.3万/坪 (69.0坪) | 130万/坪 (48.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
浦和駅 143.1 万/坪(昨年同期比 +55.0 %)
浦和駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 143万円/坪(43.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +55.0%( +50.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 18 件(1年前(2019年)に比べて -10.0%( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 40.8 坪 (昨年 69.0 坪から -40.9 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 21.4 分 → 2020年 16.8 分、-21.6 %と大きく減少)
さいたま新都心駅 49.8 万/坪(昨年同期比 -58.0 %)
さいたま新都心駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.8万円/坪(15.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -58.0%( -68.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて +66.7%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 98.9 坪 (昨年 24.2 坪から +308.8 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 19.7 分 → 2020年 31.0 分、+57.6 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示