【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜12月期の西武狭山線 (西所沢駅～西武球場前駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.6万円/坪(15.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +58.4％( +18.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 40 件(１年前(2021年)に比べて -2.4％( -1件/坪)と僅かに減少しています。)。
平均土地面積は 65.6 坪 (昨年 64.5 坪から +1.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。西所沢駅、下山口駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは西武球場前駅で昨年に比べ +137.6 ％、坪単価は 14.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(西武球場前駅)は +137.6 ％(坪単価 +8.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(下山口駅)は +24.8 ％(坪単価 +5.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 14.2 分 → 2022年 10.9 分、-22.9 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 2.4 ％ → 2022年 17.5 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった西所沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 57.5万円/坪(17.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +42.3％( +17.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 30 件(１年前(2021年)に比べて +25.0％( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった西武球場前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.2万円/坪(4.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +137.6％( +8.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 西武狭山線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 西所沢駅 | 57.5万/坪 (62.4坪) | 40.4万/坪 (67.3坪) | 41.6万/坪 (52.2坪) |
| 下山口駅 | 28.6万/坪 (86.2坪) | 22.9万/坪 (67.2坪) | 17.6万/坪 (92.4坪) |
| 西武球場前駅 | 14.2万/坪 (30.3坪) | 6.0万/坪 (39.3坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
西武球場前駅 14.2 万/坪(昨年同期比 +137.6 ％)
西武球場前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.2万円/坪(4.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +137.6％( +8.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 30.3 坪 (昨年 39.3 坪から -23.1 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 18.8 分 → 2022年 14.5 分、-22.7 ％と大きく減少)
下山口駅 28.6 万/坪(昨年同期比 +24.8 ％)
下山口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.6万円/坪(8.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +24.8％( +5.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(１年前(2021年)に比べて -38.5％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 86.2 坪 (昨年 67.2 坪から +28.2 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 12.8 分 → 2022年 8.5 分、-33.4 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示