【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜3月期の東武越生線 (坂戸駅～越生駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.0万円/坪(5.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +31.7％( +4.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 32 件(１年前(2021年)に比べて +113.3％( +17件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 88.8 坪 (昨年 96.7 坪から -8.1 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。一本松駅、武州唐沢駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは武州唐沢駅で昨年に比べ +79.7 ％、坪単価は 6.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(武州唐沢駅)は +79.7 ％(坪単価 +2.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(川角駅)は -20.6 ％(坪単価 -1.6 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 6.7 ％ → 2022年 3.1 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった坂戸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.8万円/坪(7.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +13.9％( +2.9万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 13 件(１年前(2021年)に比べて +160.0％( +8件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった川角駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.0万円/坪(1.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -20.6％( -1.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2021年)に比べて +300.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 東武越生線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 坂戸駅 | 23.8万/坪 (86.8坪) | 20.9万/坪 (66.6坪) | 18.8万/坪 (57.5坪) |
| 一本松駅 | 19.7万/坪 (61.1坪) | 14.5万/坪 (152坪) | 14.9万/坪 (40.3坪) |
| 西大家駅 | 3.1万/坪 (52.2坪) | - | 6.3万/坪 (31.8坪) |
| 川角駅 | 6.0万/坪 (243坪) | 7.6万/坪 (121坪) | 3.3万/坪 (89.7坪) |
| 武州長瀬駅 | - | 8.6万/坪 (34.8坪) | 7.6万/坪 (163坪) |
| 東毛呂駅 | - | 0.03万/坪 (139坪) | 3.6万/坪 (160坪) |
| 武州唐沢駅 | 6.3万/坪 (56.0坪) | 3.5万/坪 (28.7坪) | - |
| 越生駅 | 4.4万/坪 (36.3坪) | - | 4.5万/坪 (56.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
武州唐沢駅 6.3 万/坪(昨年同期比 +79.7 ％)
武州唐沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.3万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +79.7％( +2.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 56.0 坪 (昨年 28.7 坪から +94.7 ％増)。
川角駅 6.0 万/坪(昨年同期比 -20.6 ％)
川角駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.0万円/坪(1.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -20.6％( -1.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2021年)に比べて +300.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 243.0 坪 (昨年 121.0 坪から +100.8 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 11.0 分 → 2022年 27.0 分、+145.5 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示