【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年10月〜12月期の東武日光線 (東武動物公園駅～柳生駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.1万円/坪(3.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +23.4％( +2.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 49 件(１年前(2020年)に比べて +14.0％( +6件/坪)と好調に推移しています。)。
平均土地面積は 125.8 坪 (昨年 164.8 坪から -23.7 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。上昇基調の駅が大きく上回った。杉戸高野台駅、幸手駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは柳生駅で昨年に比べ +621.1 ％、坪単価は 0.5 万円/坪となった。
上位 2 駅(柳生駅、新古河駅)は +421.7 ％(坪単価 +1.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(栗橋駅、東武動物公園駅)は +6.7 ％(坪単価 +0.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 29.2 分 → 2021年 22.8 分、-22.1 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 2.3 ％ → 2021年 2.0 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった東武動物公園駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.3万円/坪(4.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +6.7％( +1.0万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 19 件(１年前(2020年)に比べて +18.8％( +3件/坪)と好調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった柳生駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.5万円/坪(0.15万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +621.1％( +0.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 東武日光線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 東武動物公園駅 | 16.3万/坪 (103坪) | 15.2万/坪 (130坪) | 18.3万/坪 (116坪) |
| 杉戸高野台駅 | 11.9万/坪 (188坪) | 7.1万/坪 (183坪) | 0.30万/坪 (87.7坪) |
| 幸手駅 | 9.4万/坪 (155坪) | 7.0万/坪 (225坪) | 6.2万/坪 (78.2坪) |
| 南栗橋駅 | 8.6万/坪 (156坪) | - | 7.3万/坪 (30.3坪) |
| 栗橋駅 | 8.9万/坪 (105坪) | 8.4万/坪 (144坪) | 10.0万/坪 (108坪) |
| 新古河駅 | 4.9万/坪 (127坪) | 1.5万/坪 (262坪) | 0.4万/坪 (99.8坪) |
| 柳生駅 | 0.5万/坪 (103坪) | 0.07万/坪 (148坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
柳生駅 0.5 万/坪(昨年同期比 +621.1 ％)
柳生駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.5万円/坪(0.15万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +621.1％( +0.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 102.9 坪 (昨年 148.2 坪から -30.6 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 30.0 分 → 2021年 120.0 分、+300.0 ％と大きく増加)
新古河駅 4.9 万/坪(昨年同期比 +222.4 ％)
新古河駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.9万円/坪(1.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +222.4％( +3.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 127.1 坪 (昨年 262.0 坪から -51.5 ％減)。
栗橋駅 8.9 万/坪(昨年同期比 +6.7 ％)
栗橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.9万円/坪(2.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +6.7％( +0.6万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 11 件(１年前(2020年)に比べて -8.3％( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均土地面積は 105.1 坪 (昨年 144.1 坪から -27.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 32.9 分 → 2021年 20.5 分、-37.6 ％と大きく減少)
東武動物公園駅 16.3 万/坪(昨年同期比 +6.7 ％)
東武動物公園駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.3万円/坪(4.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +6.7％( +1.0万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 19 件(１年前(2020年)に比べて +18.8％( +3件/坪)と好調に推移しています。)。
平均土地面積は 103.0 坪 (昨年 130.0 坪から -20.7 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 26.6 分 → 2021年 22.0 分、-17.4 ％と減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 6.2 ％ → 2021年 5.3 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示