【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期の東武伊勢崎線 (谷塚駅～羽生駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.3万円/坪(9.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +1.4％( +0.4万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 65 件(１年前(2023年)に比べて -67.8％( -137件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 112.4 坪 (昨年 128.2 坪から -12.3 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 11 駅に対して、値下がりした駅数は 8 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。草加駅、獨協大学前駅、新田駅、大袋駅、鷲宮駅、加須駅、羽生駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのはせんげん台駅で昨年に比べ +435.1 ％、坪単価は 56.8 万円/坪となった。
上位 2 駅(せんげん台駅、北越谷駅)は +276.8 ％(坪単価 +32.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(武里駅、南羽生駅)は -93.7 ％(坪単価 -20.5 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2023年 5.0 ％ → 2024年 4.6 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった草加駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 119万円/坪(35.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +91.5％( +56.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて -63.6％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった南羽生駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.7万円/坪(0.23万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -91.5％( -8.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 東武伊勢崎線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 谷塚駅 | 22.4万/坪 (59.0坪) | 59.4万/坪 (48.1坪) | 59.7万/坪 (88.6坪) |
| 草加駅 | 119万/坪 (140坪) | 62.0万/坪 (85.4坪) | 46.0万/坪 (81.4坪) |
| 獨協大学前駅 | 58.1万/坪 (103坪) | 45.6万/坪 (34.4坪) | 53.3万/坪 (26.5坪) |
| 新田駅 | 46.8万/坪 (41.6坪) | 26.9万/坪 (104坪) | 44.9万/坪 (32.1坪) |
| 蒲生駅 | 15.5万/坪 (484坪) | 32.6万/坪 (56.7坪) | 53.7万/坪 (36.3坪) |
| 新越谷駅 | 55.9万/坪 (303坪) | 220万/坪 (109坪) | 80.2万/坪 (22.1坪) |
| 越谷駅 | 44.8万/坪 (23.4坪) | 63.1万/坪 (98.6坪) | 43.4万/坪 (108坪) |
| 北越谷駅 | 36.0万/坪 (50.5坪) | 16.5万/坪 (181坪) | 35.6万/坪 (95.3坪) |
| 大袋駅 | 45.1万/坪 (66.6坪) | 23.7万/坪 (138坪) | 41.9万/坪 (59.5坪) |
| せんげん台駅 | 56.8万/坪 (28.7坪) | 10.6万/坪 (126坪) | 27.2万/坪 (120坪) |
| 武里駅 | 1.4万/坪 (49.9坪) | 34.3万/坪 (137坪) | 29.2万/坪 (64.4坪) |
| 一ノ割駅 | 27.9万/坪 (135坪) | 25.5万/坪 (82.3坪) | 19.5万/坪 (41.8坪) |
| 春日部駅 | - | 78.2万/坪 (88.2坪) | 38.2万/坪 (85.0坪) |
| 北春日部駅 | 2.7万/坪 (53.7坪) | 24.5万/坪 (44.6坪) | 19.9万/坪 (150坪) |
| 姫宮駅 | - | 2.0万/坪 (292坪) | - |
| 東武動物公園駅 | 12.5万/坪 (126坪) | 19.3万/坪 (144坪) | 18.5万/坪 (170坪) |
| 和戸駅 | - | 13.6万/坪 (49.2坪) | 16.4万/坪 (150坪) |
| 久喜駅 | 29.9万/坪 (144坪) | 27.6万/坪 (112坪) | 26.8万/坪 (75.4坪) |
| 鷲宮駅 | 12.7万/坪 (138坪) | 8.5万/坪 (250坪) | 12.8万/坪 (104坪) |
| 花崎駅 | - | 7.8万/坪 (176坪) | 3.7万/坪 (224坪) |
| 加須駅 | 9.1万/坪 (101坪) | 6.9万/坪 (149坪) | 7.4万/坪 (109坪) |
| 南羽生駅 | 0.7万/坪 (162坪) | 8.8万/坪 (134坪) | 4.8万/坪 (43.9坪) |
| 羽生駅 | 7.9万/坪 (98.6坪) | 5.3万/坪 (143坪) | 6.9万/坪 (174坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
せんげん台駅 56.8 万/坪(昨年同期比 +435.1 ％)
せんげん台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.8万円/坪(17.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +435.1％( +46.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -85.7％( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 28.7 坪 (昨年 126.5 坪から -77.3 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 47.3 分 → 2024年 9.0 分、-81.0 ％と大きく減少)
北越谷駅 36.0 万/坪(昨年同期比 +118.5 ％)
北越谷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.0万円/坪(10.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +118.5％( +19.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2023年)に比べて -80.0％( -20件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 50.5 坪 (昨年 181.4 坪から -72.2 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 48.5 分 → 2024年 27.0 分、-44.3 ％と大きく減少)
武里駅 1.4 万/坪(昨年同期比 -95.9 ％)
武里駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.4万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -95.9％( -32.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -85.7％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 49.9 坪 (昨年 136.6 坪から -63.4 ％減)。
南羽生駅 0.7 万/坪(昨年同期比 -91.5 ％)
南羽生駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.7万円/坪(0.23万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -91.5％( -8.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 162.3 坪 (昨年 133.6 坪から +21.5 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 15.2 分 → 2024年 28.3 分、+86.8 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示