【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜3月期のJR阪和線 (紀伊駅～和歌山駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.1万円/坪(6.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -0.4％( -0.1万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 35 件(１年前(2021年)に比べて +40.0％( +10件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 115.9 坪 (昨年 62.6 坪から +85.2 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。紀伊中ノ島駅、和歌山駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは紀伊中ノ島駅で昨年に比べ +97.8 ％、坪単価は 28.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(紀伊中ノ島駅)は +97.8 ％(坪単価 +14.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(紀伊駅)は -53.1 ％(坪単価 -9.1 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 8.0 ％ → 2022年 5.7 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった和歌山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.7万円/坪(14.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +27.1％( +10.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった紀伊駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.0万円/坪(2.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -53.1％( -9.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(１年前(2021年)に比べて +120.0％( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR阪和線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 紀伊駅 | 8.0万/坪 (161坪) | 17.1万/坪 (43.9坪) | 15.2万/坪 (70.3坪) |
| 六十谷駅 | 15.2万/坪 (121坪) | 14.0万/坪 (52.3坪) | 12.0万/坪 (156坪) |
| 紀伊中ノ島駅 | 28.8万/坪 (111坪) | 14.6万/坪 (177坪) | 12.0万/坪 (86.2坪) |
| 和歌山駅 | 47.7万/坪 (58.0坪) | 37.5万/坪 (42.9坪) | 39.5万/坪 (56.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
紀伊中ノ島駅 28.8 万/坪(昨年同期比 +97.8 ％)
紀伊中ノ島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.8万円/坪(8.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +97.8％( +14.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 111.2 坪 (昨年 177.5 坪から -37.4 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2021年 17.0 分 → 2022年 19.3 分、+13.7 ％と増加)
紀伊駅 8.0 万/坪(昨年同期比 -53.1 ％)
紀伊駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.0万円/坪(2.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -53.1％( -9.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(１年前(2021年)に比べて +120.0％( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 161.0 坪 (昨年 43.9 坪から +267.0 ％増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示