【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年4月〜6月期のJR阪和線 (紀伊駅～和歌山駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.0万円/坪(4.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -27.1％( -5.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 33 件(１年前(2019年)に比べて -25.0％( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 108.5 坪 (昨年 108.5 坪から +0.1 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。紀伊中ノ島駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは紀伊中ノ島駅で昨年に比べ +28.5 ％、坪単価は 19.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(紀伊中ノ島駅)は +28.5 ％(坪単価 +4.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(和歌山駅)は -29.9 ％(坪単価 -11.2 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった和歌山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.3万円/坪(8.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -29.9％( -11.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(１年前(2019年)に比べて -30.8％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった六十谷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.8万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -25.7％( -2.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(前年比変わらず)。
| JR阪和線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 紀伊駅 | 12.8万/坪 (97.8坪) | 18.3万/坪 (82.5坪) | 12.5万/坪 (139坪) |
| 六十谷駅 | 7.8万/坪 (171坪) | 10.4万/坪 (158坪) | 11.5万/坪 (110坪) |
| 紀伊中ノ島駅 | 19.6万/坪 (110坪) | 15.3万/坪 (37.5坪) | 19.5万/坪 (90.3坪) |
| 和歌山駅 | 26.3万/坪 (48.9坪) | 37.5万/坪 (128坪) | 30.5万/坪 (70.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
紀伊中ノ島駅 19.6 万/坪(昨年同期比 +28.5 ％)
紀伊中ノ島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.6万円/坪(5.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +28.5％( +4.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 109.5 坪 (昨年 37.5 坪から +191.9 ％増)。
和歌山駅 26.3 万/坪(昨年同期比 -29.9 ％)
和歌山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.3万円/坪(8.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -29.9％( -11.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(１年前(2019年)に比べて -30.8％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 48.9 坪 (昨年 128.0 坪から -61.8 ％減)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示