【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年4月〜6月期の南海加太線 (和歌山市駅~加太駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.9万円/坪(6.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +29.4%( +5.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(1年前(2021年)に比べて -57.5%( -23件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 77.4 坪 (昨年 78.8 坪から -1.8 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。東松江駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは加太駅で昨年に比べ -87.1 %、坪単価は 3.3 万円/坪となった。
上位 2 駅(紀ノ川駅、和歌山市駅)は +94.8 %(坪単価 +8.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(加太駅、中松江駅)は -83.2 %(坪単価 -13.9 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった和歌山市駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.5万円/坪(10.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +3.2%( +1.1万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2021年)に比べて -25.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった中松江駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.4万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -79.3%( -5.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
南海加太線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
和歌山市駅 | 34.5万/坪 (54.3坪) | 33.4万/坪 (64.4坪) | 28.8万/坪 (81.9坪) |
紀ノ川駅 | 25.1万/坪 (43.9坪) | 8.8万/坪 (122坪) | 16.8万/坪 (133坪) |
東松江駅 | 8.5万/坪 (175坪) | 9.6万/坪 (123坪) | 7.9万/坪 (48.4坪) |
中松江駅 | 1.4万/坪 (34.8坪) | 6.9万/坪 (37.4坪) | 14.0万/坪 (45.4坪) |
八幡前駅 | 11.6万/坪 (143坪) | 14.6万/坪 (62.6坪) | 12.1万/坪 (63.5坪) |
西ノ庄駅 | 4.8万/坪 (90.8坪) | 12.4万/坪 (110坪) | 9.9万/坪 (81.7坪) |
二里ケ浜駅 | - | 0.09万/坪 (10.6坪) | - |
磯ノ浦駅 | - | - | 2.7万/坪 (93.8坪) |
加太駅 | 3.3万/坪 (54.5坪) | 25.6万/坪 (46.9坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
紀ノ川駅 25.1 万/坪(昨年同期比 +186.4 %)
紀ノ川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.1万円/坪(7.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +186.4%( +16.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -88.9%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 43.9 坪 (昨年 121.8 坪から -64.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 15.9 分 → 2022年 11.0 分、-30.7 %と大きく減少)
和歌山市駅 34.5 万/坪(昨年同期比 +3.2 %)
和歌山市駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.5万円/坪(10.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +3.2%( +1.1万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2021年)に比べて -25.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 54.3 坪 (昨年 64.4 坪から -15.7 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 32.3 分 → 2022年 24.0 分、-25.8 %と大きく減少)
加太駅 3.3 万/坪(昨年同期比 -87.1 %)
加太駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.3万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -87.1%( -22.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 54.5 坪 (昨年 46.9 坪から +16.1 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 25.0 分 → 2022年 21.0 分、-16.0 %と減少)
中松江駅 1.4 万/坪(昨年同期比 -79.3 %)
中松江駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.4万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -79.3%( -5.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 34.8 坪 (昨年 37.4 坪から -7.1 %減)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示