【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年4月〜12月期の紀州鉄道 (御坊駅~西御坊駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.2万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -1.8%( -0.1万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 19 件(1年前(2022年)に比べて -32.1%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 117.0 坪 (昨年 115.6 坪から +1.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。市役所前駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは市役所前駅で昨年に比べ +23.2 %、坪単価は 4.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(市役所前駅)は +23.2 %(坪単価 +0.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(西御坊駅)は -18.0 %(坪単価 -0.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 7.1 % → 2023年 15.8 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった御坊駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.1万円/坪(2.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +19.1%( +1.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 9 件(1年前(2022年)に比べて -30.8%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった西御坊駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.9万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -18.0%( -0.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2022年)に比べて -16.7%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
紀州鉄道 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
御坊駅 | 9.1万/坪 (146坪) | 7.7万/坪 (127坪) | 9.0万/坪 (67.1坪) |
学門駅 | - | 6.2万/坪 (115坪) | 6.7万/坪 (116坪) |
紀伊御坊駅 | - | 10.2万/坪 (145坪) | 8.4万/坪 (89.2坪) |
市役所前駅 | 4.4万/坪 (110坪) | 3.6万/坪 (29.5坪) | 4.2万/坪 (211坪) |
西御坊駅 | 2.9万/坪 (72.3坪) | 3.5万/坪 (112坪) | 4.3万/坪 (79.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
市役所前駅 4.4 万/坪(昨年同期比 +23.2 %)
市役所前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.4万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +23.2%( +0.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2022年)に比べて +150.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 109.8 坪 (昨年 29.5 坪から +272.3 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 45.0 分 → 2023年 22.2 分、-50.7 %と大きく減少)
西御坊駅 2.9 万/坪(昨年同期比 -18.0 %)
西御坊駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.9万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -18.0%( -0.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2022年)に比べて -16.7%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 72.3 坪 (昨年 111.7 坪から -35.3 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 13.2 分 → 2023年 32.2 分、+144.6 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示