【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜6月期のJR総武線快速 (市川駅～千葉駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.2万円/坪(21.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -7.3％( -5.6万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 60 件(１年前(2023年)に比べて -71.3％( -149件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 75.8 坪 (昨年 70.8 坪から +7.0 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。市川駅、稲毛駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは市川駅で昨年に比べ +36.3 ％、坪単価は 122 万円/坪となった。
上位 1 駅(市川駅)は +36.3 ％(坪単価 +32.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(津田沼駅)は -42.4 ％(坪単価 -59.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 2.4 ％ → 2024年 5.0 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった市川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 122万円/坪(37.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +36.3％( +32.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(１年前(2023年)に比べて -79.1％( -34件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった千葉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 46.9万円/坪(14.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -27.8％( -18.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 22 件(１年前(2023年)に比べて -60.7％( -34件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR総武線快速 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 市川駅 | 122万/坪 (60.5坪) | 89.8万/坪 (68.3坪) | 89.6万/坪 (98.5坪) |
| 船橋駅 | 77.4万/坪 (86.8坪) | 87.9万/坪 (61.9坪) | 101万/坪 (87.5坪) |
| 津田沼駅 | 81.3万/坪 (99.2坪) | 141万/坪 (41.0坪) | 124万/坪 (62.4坪) |
| 稲毛駅 | 69.7万/坪 (52.9坪) | 57.1万/坪 (76.5坪) | 44.2万/坪 (101坪) |
| 千葉駅 | 46.9万/坪 (89.2坪) | 64.9万/坪 (79.8坪) | 69.0万/坪 (80.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
市川駅 122.4 万/坪(昨年同期比 +36.3 ％)
市川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 122万円/坪(37.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +36.3％( +32.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(１年前(2023年)に比べて -79.1％( -34件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 60.5 坪 (昨年 68.3 坪から -11.4 ％減)。
津田沼駅 81.3 万/坪(昨年同期比 -42.4 ％)
津田沼駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 81.3万円/坪(24.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -42.4％( -59.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 99.2 坪 (昨年 41.0 坪から +142.1 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 13.2 分 → 2024年 11.2 分、-15.2 ％と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示