【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年7月〜9月期のJR総武線快速 (市川駅~千葉駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.7万円/坪(16.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -17.9%( -11.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 37 件(1年前(2021年)に比べて -27.5%( -14件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 89.0 坪 (昨年 56.7 坪から +57.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。津田沼駅は、昨年から 5 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは津田沼駅で昨年に比べ +7.3 %、坪単価は 102 万円/坪となった。
上位 1 駅(津田沼駅)は +7.3 %(坪単価 +6.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(市川駅)は -33.5 %(坪単価 -29.6 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 25.6 分 → 2022年 33.8 分、+31.9 %と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった津田沼駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 102万円/坪(30.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +7.3%( +6.9万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった稲毛駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.0万円/坪(11.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +0.9%( +0.3万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 11 件(1年前(2021年)に比べて +37.5%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR総武線快速 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
市川駅 | 58.7万/坪 (196坪) | 88.3万/坪 (35.5坪) | 104万/坪 (66.3坪) |
船橋駅 | 69.1万/坪 (38.6坪) | 77.9万/坪 (58.8坪) | 72.5万/坪 (40.8坪) |
津田沼駅 | 102万/坪 (88.7坪) | 95.0万/坪 (46.9坪) | 128万/坪 (48.7坪) |
稲毛駅 | 37.0万/坪 (59.1坪) | 36.7万/坪 (80.0坪) | 48.0万/坪 (98.5坪) |
千葉駅 | 46.0万/坪 (53.8坪) | 51.1万/坪 (62.7坪) | 41.6万/坪 (117坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
津田沼駅 101.9 万/坪(昨年同期比 +7.3 %)
津田沼駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 102万円/坪(30.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +7.3%( +6.9万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 88.7 坪 (昨年 46.9 坪から +89.2 %増)。
市川駅 58.7 万/坪(昨年同期比 -33.5 %)
市川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 58.7万円/坪(17.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -33.5%( -29.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2021年)に比べて -38.5%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 195.7 坪 (昨年 35.5 坪から +451.4 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 15.0 分 → 2022年 22.1 分、+47.5 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示